2021夏休み、岩手・青森への車旅に行ってきた!其の四

全4回に渡って書いてきた岩手・青森の車旅の記録も今回が遂に最終回。最後までちゃんと書けるか不安でしたが、なんとかやり切ることができましたw

今回は、7日目の朝に大間崎を出発。佐井村方面に南下して「仏ヶ浦」を観光。青森市内へと入っていきます。青森市内では、ねぶたの歴史や魅力がたくさん詰まった「ねぶたの家ワ・ラッセ」に立ち寄ってきました。

そして旅の最終日に、青森県内で最も人気のあるお風呂、酸ヶ湯のヒバ風呂を堪能。旅を締めくくりました。それでは振り返っていきたいと思います。

目次

7日目:青森県(佐井村〜青森市内)

朝早くに大間崎テントサイトを発ち、向かったのは仏ヶ浦。佐井村という場所に位置しているのですが、大間からは国道338号線をひたすら南下していきます。

自然が作り上げた壮大な岩群。仏ヶ浦を歩く

仏ヶ浦にはお昼前に到着。駐車場に車を停め、遊歩道を通って岩群のある海岸沿いへと向かいます。駐車場の入り口にはクマ出没注意の立て看板が設置されていたり、遊歩道の途中には大きな蜂の巣があって注意書きが書かれていたりと、自然溢れるワイルドな遊歩道で、非日常を満喫できます。片道20分くらい歩くので、なかなかハードです。

国道338号を脇に逸れたところに駐車場があります。入り口が狭く、見逃しやすいので注意が必要です。自分は一度通り過ぎてしまいました(笑)

遊歩道は写真のように整備されている場所もあれば、山道を切り開いただけの場所もあります。全体的に勾配はきつめですw

岩場まで到着。たくさんの大きな岩が連なっており、壮大な景色。

帰りは下の子が疲れてしまい、抱っこしながらだったので、汗だくで息も絶え絶えになりながら、気合いで来た道を戻る羽目になりましたw

ちょうどお盆休みの時期に入っていたこともあってか、朝早めの時間でしたが既に観光客の姿もちらほら。水戸からはるばる運転して来たことをちょっと自慢げに話すおじいちゃんとも出会いました。東京から来ましたとは言えなかったです(笑)

下北半島を出て、青森市内へ

仏ヶ浦を出て更に南下し、青森市内を目指します。本当はうに丼が有名な「ぬいどう食堂」に行きたかったのですが、前日に大間崎テントサイトで話しかけられた都内から来ていた方に行く予定だと話すと、お店は不定休で予約制なので、営業しているかどうか事前に確認した方が良いとアドバイスをいただき、連絡したところ、お墓参りのため休業だとのこと。

楽しみにしていたうに丼が食べれなかったのは残念ですが、現地まで行ってお店がやっていなくて落胆する。という事態を回避できたのはせめてもの救いです。偶然の出会いに感謝ですね。(その人はお姉さんが佐井村にいて、毎年来ているそうです。どおりで詳しいわけですね〜)

というわけで、うに丼は諦め、青森市内に行くまでにあったすき家でサクッと済ませることにしました。キャンカーなら、駐車できる場所さえあれば、どこでもテーブルを囲んでご飯が食べられるので、テイクアウトがしやすいんですよね。キャンカーの良いところの一つですね。

キャンカーでテイクアウトしてきた「すき家」を食べているところ。息子が最近気に入っているのはカレー。並盛りでは足りなかったので、おかわりを買いに行きました!

他にも、道の駅浅虫温泉に立ち寄って買い物したりしながら、夕方頃には青森市内へと到着。そのまま青森駅の駅前にある「ねぶたの家ワ・ラッセ」へ。

ねぶたの家ワ・ラッセで文化と歴史に触れる

ねぶたの家ワ・ラッセは、東北三大祭りの一つで、日本で最も知名度の高いお祭りと言っても過言ではない「ねぶた祭り」の歴史や魅力を紹介している施設です。

青森旅行に来たことがあるキャンカー乗りの先輩からも、ねぶたの家は絶対行った方が良いとおすすめされていたので、楽しみにしていた観光スポットの一つでした。

また、息子が夏休みの宿題で、歴史・文化をテーマにした作文を提出する必要があったので、ワ・ラッセに行くことが決まった段階で、ねぶたをテーマにしてはと提案していました。旅行で遊びながら取り組めるので、一石二鳥じゃんと言ったら息子も乗り気に。結構真剣に見て回っていました。

館内では、過去のねぶたで賞を受賞した作品が全て見れたり、めちゃくちゃ迫力がある大型のねぶたがたくさん展示されていたりと、前評判通りのとても興味深い場所でしたよ~。

ねぶたの歴史が時系列で解説されているのですが、視覚的にも面白いので、ついつい読み込んでしまいます。

館内には、ねぶた名人と呼ばれる方々が制作した、大迫力な作品がたくさん展示されていました。

「奉祝令和」とあるので、2019年の作品でしょうか。写真で見てもとても綺麗ですが、実際にみると立体感が素晴らしいです。

 

ねぶたの歴史や魅力を堪能した後は、浪岡にある「道の駅なみおかアップルヒル」へ。翌日は酸ヶ湯に寄ってから帰路に着く予定だったので、前日のうちに少しでも八甲田方面に近づいておこうという算段です。

道の駅なみおかアップルヒルで車中泊

ワ・ラッセから道の駅までは約30分程で到着。道の駅からは、車で5分圏内にスーパーとお風呂があるので、キャンカー乗りには大変嬉しいロケーションです。スーパーで惣菜とお酒を購入したあと、天然温泉和の湯でひとっ風呂浴びました。温泉なのに、大人420円、小人150円、幼児60円とリーズナブルな料金設定なのが良いですね。

アップルヒルに戻ってから、今回の旅行最後の晩餐を楽しみました。

和の湯の入り口。こじんまりとした雰囲気で、地元の方の利用が多そうです。営業時間は7時~21時まで。

最終日:青森県(酸ヶ湯〜帰宅)

名残惜しいですが、楽しい岩手・青森の車旅もいよいよ最終日。最後に八甲田にある酸ヶ湯温泉へ。

旅のプランニングをした際、他の行きたい観光地と少し距離が離れていたので、行くかどうか迷ったスポットだったのですが、前述した先輩からは酸ヶ湯と恐山、奥入瀬渓流は鉄板だと聞いていたので、最終日に立ち寄る計画を立てたのでした。

1,000人入れるお風呂!?旅の最後は八甲田山の酸ヶ湯温泉へ

アップルヒルから国道394号を八甲田方面に山道を進んでいくと、約1時間程で到着。途中の山道は多少狭いところもあったような気がしますが、酸ヶ湯温泉の駐車場は150台停められて広いので、キャンカーでも余裕です。

酸ヶ湯の名物は、総ヒバ造りの千人風呂。80坪もの広い湯殿にはかぶり湯の「冷え湯」、打たせ湯の「滝湯」、浴槽の底から湧く源泉を使った「熱湯」、熱湯の「四分六分の湯」があります。

そしてなんと、酸ヶ湯は混浴です。ただ、仕切りがあり、女性専用のエリアが設けられているので、男性の目線を気にせずに入ることができるようになっています。女性客からのクレームで最近そういう仕組みになったようですね。加えて、午前8時〜9時の間は女性専用の時間になっています。

それでも混浴には抵抗がある……。という方もいらっしゃるかと思いますが、洗い場付きの男女別小浴場も利用可能なのでご安心下さい。ただ、千人風呂のスケールが大き過ぎて、それと比べてしまうとかなりこじんまりとした印象を受けてしまうのが正直な感想です。妻は迷った挙句、小浴場に入っていましたが、個人的にはここまで来たからには、断然千人風呂の方をお勧めします。入浴料は大人1000円、小学生が500円でタオル付きです。

さて、2021年夏休み、岩手・青森の車旅もいよいよフィナーレ。お風呂でさっぱりとした後は、館内にある「鬼面庵(おにめんあん)」というお食事処でお蕎麦を食べてから、帰路へと着きました。

関連ランキング:そば(蕎麦) | 八甲田山

酸ヶ湯旅館の入り口付近。木造で、風情を感じる落ち着いた空間。

休憩室は、畳の広々とした和室が用意されていて、ゆっくりと寛ぐことができました。

帰る前に、館内にある鬼面庵(おにめんあん)という食事処で蕎麦をすすって腹ごしらえしていくことに。

余談ですが、酸ヶ湯から我が家までは約700kmの道のりとなり、1日に走った距離としてはおそらく過去最高記録を更新。帰る途中で力尽きてしまってもいいように、休みの最終日(日曜日)を予備日に考えていたのですが、適宜休憩を挟みつつ、なんとかその日の夜に無事に自宅まで辿り着くことができました。超ロングドライブを終え、帰宅後に飲んだお酒は達成感でいっぱいでしたね~w

700kmはなかなか痺れる距離。カーナビの「9時間30分」の表示にビビっているところw

疲れていたのか、帰宅してからの1杯で、すぐにほろ酔い気分になりましたw

旅のまとめ

かくして、岩手・青森の7泊8日の車旅が終了。こうして振り返って見ると随分色々な場所に行ったな~という感じがしますが、実際にリアルタイムで旅行しているときは、あっという間の8日間でした!岩手も青森も魅力的な観光地がたくさんあり、一度の旅行ではとても回りきれません。青森で言うと、奥入瀬渓流や弘前城などは次の機会には是非訪れてみたいスポットですね。併せて、大雨の影響で行くのを断念した秋田にも行く機会を作れるといいなと思っています。

また、今回の旅で訪問した中で、自分の1番のお気に入りの場所は大間でした。一度は食べてみたいと思っていた大間のまぐろを食べられたこと、本州最北端の地でキャンプができたことはとても良い思い出になりました!下北半島は遠いですが、青森旅行を計画される際には、ぜひ頑張って行かれることをお勧めしますw

さてさて、全4回に渡って書いてきた今回の旅行記ですが、最初から最後までお付き合いしてくださった方はありがとうございました。また、途中の回を飛ばしてしまった方や、今回たまたまご覧いただいた方は、是非前回までの記事もご覧いただけると嬉しいです!

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この記事を書いた人

三重県出身の東京住み。2018年にキャンピングカー をゲットしたことをきっかけにブログでの情報発信を開始。愛車はハイエースベースのラミータ(RAMITA)。ファミリー(嫁と息子2人)とのキャンプや車旅、アウトドア体験など、キャンピングカーライフを徒然なるままに綴っています。

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