
みなさん、こんにちは。2024年のGW後半(5/3〜5/6)にかけて、長野に車旅に行ってきましたので、そのときの様子をブログで振り返りたいと思います。長野県にはもう何度か車旅に行ってはいるのですが、今回は、まだ行ったことがないエリアを中心に、東部の東御市から北西部にある白馬村まで、3日間で回ってきました。たくさん初めて行く場所があり、あらためて長野県の奥深さを感じた旅でもありました。それでは順番に紹介していきます!
初日(東御市〜上田市)

道の駅雷電くるみの里

今年のGWは中日が平日だったので、暦通りに中日は仕事をし、連休後半スタートの前日夜に自宅を出発。2時間半程かけて、長野県東御市にある「雷電くるみの里」へ。江戸時代の無双力士、雷電為右衛門の生まれ故郷だそうです。道の駅の名称の一部にもなっています。浅間サンラインと呼ばれる道路沿いにあるので、交通量はそれなりにあるのですが、駐車場は平坦で車中泊のしやすい道の駅でした。
朝起きてからは、直売所で買い物をしてから朝ご飯。東御市は信濃くるみが特産品で、直売所ではくるみを使ったお菓子が販売されていたり、お食事処にもくるみを使ったメニューがありました。





幕末がテーマの「Rise of the Ronin」というゲームをプレイ中の私にはこちらの方が興味をそそられましたw
佐久市にある、観光スポットではない方の明神池(笑)

そして、初日は道の駅から同じ東御市にある明神池に向かうはずだったのですが、明神池は他にもあり、最初にヒットした住所に来てみたら、明神池違いだったらしく、農業用の小さな池に辿り着いてしまいました。笑うしかないw



北国街道「海野宿」

気を取り直して、次の観光地へ。また東御市に戻り、海野宿へ。海野宿はかの有名な真田幸村の真田一族のルーツである、滋野氏・海野氏のふるさとで、情緒溢れる町並みが楽しめる街道です。


「うだつがあがらない」という言葉の由来にもなっているのだとか。



ちなみに、海野宿のメイン通りの長さは約650mと散策するにはちょうど良いくらいの距離です。息子達とゆっくり歩いたので、滞在時間は1時間半くらいでした。
上田城跡公園

海野宿を散策後、向かったのは上田市にある「上田城跡公園」。真田氏の居城である上田城跡を核とした公園で、遊具もあり子供達も楽しめそうなので、行ってみることにしました。上田城は天正11年(1583)に真田昌幸によって建築された城で、徳川軍の大軍を撃退したことでその名を轟かせたのだとか。海野宿からは約8kmで車だと15分前後で着く距離です。
駐車場は無料駐車場と公園の近くにある有料駐車場の2つがあります。我が家は無料駐車場に停めたのですが、かなり混雑していて順番待ちの状態でした。土日祝日は駐車台数の多い有料駐車場を利用する方がよいかもです。



びんぐし湯さん館〜上田 道と川の駅おとぎの里で車中泊

城跡公園の近くにあるスーパーで夜ご飯を調達し、次に向かったのはこの日のお風呂。埴科郡坂城町にある「びんぐし湯さん館」へ。びんぐし館は、内湯に露天、サウナも完備されていて大人550円・小学生330円と利用しやすい料金体系。少し山道を登った高台に位置しているので、露天風呂からの眺めがめちゃくちゃ良かったです!
お風呂でさっぱりした後は、上田市にある「道と川の駅おとぎの里」で車中泊。普通車66台、大型25台と駐車場は比較的コンパクトです。傾斜はあまりないので車中泊には適しているかと思います。
一方で留意点としては、大型車の駐車場との距離が近いため、場所によってはトラックのアイドリングがうるさいのと、この日がたまたまかもしれませんが、朝方から地元のヤンチャそうな子達が集まってきて騒がしい感じだったので、場合によっては治安面が気になる方はいるかもです。

駐車場からは見えないのですが、「岩鼻」の名の通り、こちらの岩壁には、大きな鼻のように見える大穴が空いています

という感じで、初日はこれにて終了です。
2日目(千曲市〜白馬村)

千曲市日本遺産センター
そして2日目は、おとぎの里から、千曲市にある「姨捨の棚田」へと向かいます。棚田へは千曲市日本遺産センターに車を停めて、歩いて向かいます。千曲市日本遺産センターでは日本遺産として登録された姨捨の棚田に関する資料が展示されています。Meta Questを使ったVR体験が中々楽しかったです。遺産センターの営業時間は9時〜18時まで。資料館の展示は無料で見ることができます。
また、「イル・ルーナ」というイタリア料理のお店も併設されていました。こちらはランチが11時〜13時30分、ディナーは17時〜21時で営業されているようです。

姨捨の棚田〜姨捨駅

資料館から歩いて30分ほどかけて、棚田から姨捨駅までを散策。姨捨の棚田は国の重要文化的景観に指定されており、善光寺平を一望できることから、近くを走る篠ノ井線姥捨駅からの眺めは、日本三大車窓と呼ばれる程、人気があります。また、今ではあまり見ることのできない、スイッチバックがある駅としても有名だそうです。




何度も改築されているとは思いますが、駅舎の中もなんとなく歴史を感じさせるような佇まいでした

長野市茶臼山動物園

続いて向かったのは長野市にある茶臼山動物園。レッサーパンダや天然記念物に指定されているニホンカモシカなどが見どころの動物園です。市が運営しているので、入園料は大人(高校生以上)600円・小中学生が100円と大変リーズナブル。そんなに広い土地ではないので、2時間くらいあれば子連れでもサクッと見れちゃうので、周辺の観光と併せて立ち寄るのもおすすめです。
白馬村を散策:白馬八方温泉みみずくの湯〜道の駅白馬

その後、茶臼山動物園から高速を使って北上して、白馬村へ。今回の旅の中で、個人的には白馬が一番良かったです。スキー・スノボーなどのウィンタースポーツができる冬のシーズンが注目されがちな白馬ですが、実は春から秋までのグリーンシーズンの白馬も、アウトドアや温泉などが楽しめるとても素晴らしい場所だということを発見できました〜。

白馬駅、周辺エリア



この日は、炎天下の中、姨捨山や動物園などたくさん歩き回って疲れてたので、白馬に着いたら早めにゆっくり過ごそうということで、まずは夜の車中飯を調達に向かいました。駅前に車を停め、近くにある大国屋本店で馬肉を。続いて、イオン系列のザ・ビッグにも立ち寄り、食料・飲み物を購入しました。
八方温泉みみずくの湯
食料調達後は温泉へ。白馬には八方温泉という白馬山麓に湧く温泉があり、4つの温泉施設が点在しています。その中でも、今回はみみずくの湯に行ってみることにしました。みみずくの湯は、露天風呂からは白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)の眺めを楽しむことができ、とても気持ちの良いお風呂でした!
みみずくの湯の入浴料金は、大人(中学生以上)700円・小人(小学生)400円・幼児(3歳〜未就学児)200円です。営業時間は10:00〜21:00(受付終了20:30)まで。

道の駅白馬で車中泊
お風呂でさっぱりした後は、道の駅白馬まで移動して、車中泊をして過ごしました。道の駅白馬は国道沿いにあるのですが、近くにはスーパーや、徒歩で行ける距離にコンビニ、お風呂も近いので、車中泊をする環境としてはとても利便性が高いですね。この日も車中泊の車で混雑していましたが、人気があるのが分かります。


3日目(白馬村〜小川村)

3日目はほぼ1日を白馬で過ごしました。朝、ゆっくりと準備を済ませ、道の駅白馬で買い物をしてから、1998年の長野冬季オリンピックで利用された白馬ジャンプ競技場へ。

白馬ジャンプ競技場

白馬ジャンプ競技場はリフトを使って、実際に競技で利用したノーマルヒル・ラージヒルの近くまで登ることができます。実際にスタート地点まで行ってみると、こんな高い場所からジャンプをするなんて、凡人にはとてもじゃないけどできないなと感じました。まさに次元が違う。という言葉がピッタリですw
リフトの往復券は大人460円・小人(小学生〜中学生)280円です。営業時間はシーズンによって異なります。4月中旬〜11月末までは8:30〜16:30まで、12月下旬〜3月末までは9:00〜15:30までとなっています。


白馬八方尾根うさぎ平テラス

ジャンプ台を見学した後、白馬八方尾根のうさぎ平テラスへ。標高1,400mの位置から、八ヶ岳や浅間山などを見渡すことができる絶景スポットということで楽しみにしていましたが、実態としてはオフシーズンのスキー場で、景観以外は特に遊べるところがある訳でもなく、往復3,300円(小人2,100円)のリフト代を考えると割高な印象で、正直少し残念な感じでした・・・。


スノーピークランドステーション白馬

うさぎ平を出て昼食を食べた後、スノーピークが運営するスノーピークランドステーション白馬へ。こちらの施設は、スノーピークのストアだけではなく、観光案内所やレストラン、スターバックスも入っており、年間を通して地域の魅力を発信する白馬のアウトドアを盛り上げる中核拠点としての機能があるようです。

エメラルドグリーンのカラーが可愛かったので、お土産にフォークを人数分購入しました
なお、この日はGWの連休中ということで、イベントスペースではGW特別の週末マルシェが行われており、白馬村観光協会が主催するワインマルシェでたくさんの種類のワインやおつまみ等が販売され、DJブースから流れる音楽を聞きながら楽しめるようになっていました。車の運転があるので残念ながらワインの方は楽しめなかったですが、会場がかなり良い雰囲気でまったりできました。
余談ですが、つい先日上場廃止になったスノーピーク。こういった地方創生への取り組みや投資はどうなってしまうのでしょうか。個人的には気になるところです。



道の駅ぽかぽかランド美麻〜道の駅おがわで車中泊

そして白馬村を後にし、向かったのは大町市にある「道の駅ぽかぽかランド美麻」こちらは温泉が併設されており、宿泊施設もある道の駅です。お風呂の利用料金は大人650円・小人(小学生)450円です。なお道の駅の隣には公園があり、遊具が色々と設置されていたので、子供達は公園でも遊び回って楽しんでいました!
今回の車旅、最後の車中泊スポットに選んだのが小川村にある「道の駅おがわ」。ぽかぽかランド美麻からは車で10分ほどの距離にあります。道の駅の隣にはコンビニがあるので、こちらも車中泊をするには利便性の高い道の駅だと思います。駐車場は普通車が60台、大型車が2台。大型車の停めるスペースが少ないので、トラックのアイドリングが気になる!という方にとっても良いのかもしれません。

まとめ

最終日はUターンラッシュによる渋滞を避けるため、朝6時頃から帰宅したのですが、運よく渋滞にハマらずに帰ってくることができました。冒頭にも話しましたが、長野県はこれまで何度も来ていますが、観光資源が豊富ですし、何より広い(全国4位らしいです)ので、何度遊びに来ても新たな発見があるし、楽しめますね。

白馬村が想像以上に良かったので、グリーンシーズンの再訪もしたいですが、いつかスノボでスノーシーズンも行ってみたいな〜と思います!
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