
みなさん、こんにちは。 4月末から5ヶ月以上続いていた緊急事態宣言が、ようやく解除されましたね。
蛇足ですが、先々週は久しぶりに本栖湖へキャンプに行ってきました。宣言解除後初の週末ということもあり、高速道路はレジャーに向かう車でどこも大渋滞。我が家も帰り道にひどい渋滞に巻き込まれてしまいました……。
それでも、キャンプ場や観光地が多くの人で賑わい、街が活気を取り戻している様子を見るのは嬉しいものですね。このまま状況が落ち着いてくれることを願いつつ、キャンプの様子はまた別の機会に綴りたいと思います。
さて、前回の「其の二」から少し間が空いてしまいましたが、岩手・青森への車旅・第3回をお届けします。今回はいよいよ下北半島に突入し、本州最北端の地・大間を目指します!
未読の方は、前回までの分もぜひご覧いただけると嬉しいです!
5日目:青森県(下北半島突入~大間へ)

「道の駅とわだ・とわだぴあ」で夜を明かした翌日、いよいよ下北半島に向けて出発です。 七戸町や風間浦村付近は大雨の影響で通行止めが続いていましたが、WebやGoogleマップで調べたところ、山間部の迂回路を使えば時間はかかっても大間まで辿り着けそうだと判明。道中、イタコの口寄せで有名な「恐山」を参拝してから大間へ向かうルートを選びました。

今回通った大間までのルート(青色の線)。本来は七戸方面からずーっと北上し、むつ市を抜け、通行止めになっていた風間浦村を通るルートが最短距離
道中、「道の駅しちのへ」で朝ごはんのチキン南蛮をつまんだり、むつ市にある人気店「あらそば」に立ち寄ったりしながら、ひたすら車を走らせます。
「あらそば」は住宅街にあるお店ですが、平日にもかかわらず大混雑。13時前には材料切れで営業終了という人気ぶりでした。注文した一番人気の味噌ラーメンは、たっぷりの野菜炒めが乗ってボリューム満点!一人で食べ切るとお腹がパンパンになるほど大満足の一杯でした。
なお、道の駅しちのへからあらそばまでは約70km、2時間弱の距離。あらそばから恐山は約10kmと距離は短いですが、「むつ恐山公園大畑線」という山間道路を通るため、40分程かかりました。合計3時間程のなかなかのロングドライブになりました。

トイレ休憩&朝ごはんの調達に立ち寄った青森県上北郡七戸町の国道4号沿いにある「道の駅しちのへ」朝から屋台でチキン南蛮を購入して食べましたw

妻が食べログで見つけてくれた「あらそば」でお昼。思いっきり住宅街にあるお店で、かつ平日だというのにこの混み具合。相当な人気店のようです。13時前頃には材料がなくなり売り切れになっていました

人気ナンバーワンの味噌ラーメン(900円)を注文。野菜炒めがたっぷりと乗っかってボリューム満点

遠目でみると大きさが分かるでしょうか。一人で食べ切るとお腹パンパン。大満腹です
霊場恐山に到着。まさに極楽浄土のような景観に心を鷲掴みに

恐山を目指して山道を登っていくと、三途の川に架かるとされる「太鼓橋」が見えてきました。あいにく架け替え工事中で渡ることはできませんでしたが、エメラルドグリーンの川の色と相まって、この世とあの世の境目のような独特の雰囲気が漂っていました。
太鼓橋のそばには、三途の川で死者の衣類を剥ぎ取るという「奪衣婆(だつえば)」と「懸衣翁(けんえおう)」の像もあり、霊場としての重みを肌で感じます。奪衣婆が剥ぎ取った衣類を懸衣翁が受け取って、かたわらの柳の枝に懸け、その枝の垂れ具合で生前の悪業の軽重を推量するんだとか。

この世のあの世をつなぐ太鼓橋。悪人にはこの橋が針の山に見えて渡れないと言われているそうです。もちろん、私はちゃんと橋に見えましたよw

太鼓橋(三途の川)の近くには奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)の像
恐山の入り口で入山料(大人500円)を支払い、門をくぐって奥へ進むと、景色は一変。硫黄の香りが立ち込める岩場地帯が広がっています。火山岩が剥き出しになった景色はまさに「地獄」そのもの。無間地獄や血の池地獄など、罪になぞらえた136もの地獄を巡る参拝コース(約3km)を歩きました。
しかし、その岩場を抜けると、今度は「極楽浜」と呼ばれる美しい湖が姿を現します。南国のビーチを彷彿とさせる透明度の高いエメラルドグリーンの湖面は、荒々しい岩場との対比で、まさに「極楽浄土」と呼ぶにふさわしい静謐な美しさ。思わず死後の世界に思いを馳せてしまうような、不思議な感覚に包まれました。

霊場恐山へと到着。入山料は大人500円。小・中学生は200円です。門の前にある受付で支払いを済ませて、いざ境内へ

そのままお寺の奥へと進んでいくと岩場地帯が広がっています。硫黄の匂いが立ち込めていて、地獄のような雰囲気

これが血の池地獄。ぶっちゃけ、ここだけ思いのほか普通な感じw

岩場地帯を抜けて極楽浜へ到着。なんというか、平安を感じると言えばよいのでしょうか。独特の雰囲気が伝わりますでしょうか

晴れていたら、もっと極楽浜の美しさを感じられたかもしれません。雲に覆われた様子も、とても雰囲気が出ていますけどね
参拝を終えた後は、境内にある湯小屋の温泉へ。恐山には参拝者が誰でも入れる温泉があり、古くは身を清めるために入浴されていたそうです。 ところが、ここでハプニングが発生。2つある湯船のうち、何気なく足を入れた一方が信じられないほどの「熱湯」だったのです(笑)。TVの熱湯コマーシャルのような勢いで飛び上がりましたが、あまりの熱さに足が丸一日火照り続け、軽い火傷状態に……。もし挑戦される方がいたら、十分に注意してくださいね(泣)。

湯小屋はこんな感じ。男湯と女湯で分かれていました。※到着したばかりの時に撮影したので「使用不可」の札がかかっています

湯小屋の中はこんな感じ。何も書いていませんが、奥の湯船が熱湯という罠w

手前の方に浸かって気持ち良かったなぁ~と終わっておけばよかったです(笑)
大間崎テントサイトで車中泊

恐山を後にし(途中で火傷の薬を買い込み)、さらに北上して大間へ。 到着する直前に知ったのですが、大間崎には大間町が管理する無料の駐車場付きテントサイトがあり、観光の拠点として利用できるとのこと。観光地ど真ん中でこれほど充実した施設を無料で開放しているとは、さすが「黒いダイヤ(マグロ)」で潤っている町は太っ腹です(笑)。まずはテントサイトを目的地に設定。恐山から大間崎までは山間部の国道46号かもしかラインを経由して約70km程の距離を走りました。
大間に着く頃には日が暮れていたので、地元のローカルスーパー「MAEDA」で買い出した惣菜で夕食。食後に大間崎まで散歩をして、この日はキャンピングカーでゆったりと過ごしました。

大間のローカルスーパーMAEDAで惣菜や飲み物などを調達

大間テントサイトに到着。平日でしたが、キャンプしている人達が何組かいました

テントサイトには炊事棟も完備されており、こちらも無料で使えます。(備え付けのガスコンロを利用する場合はコイン式で有料でした)

トイレも綺麗に掃除が行き届いていましたよ(※6日目の朝に撮影)
6日目:青森県(本州最北端の地、大間でキャンプ)

翌朝、起きてすぐに最大の目的である「マグロ丼」を食べに、テントサイトから徒歩30秒の「あけみちゃん号」へ向かいました。 漁師さんが営むこのお店のマグロ丼(2500円)は、まさに極上!最高級のマグロがこの値段で味わえるのは産地ならではの贅沢です。妻が頼んだ「うにマグロ丼」や、殻付きのウニも絶品で、朝から幸せな気分に浸ることができました。

テントサイトから目と鼻の先にある「あけみちゃん号」

これが噂の大間のまぐろ!まぐろ丼2500円。最高級のまぐろがこの値段で食べれるなんて!

妻はうにまぐろ丼をオーダー。これも同じく2500円

から付きうには1個600円。これも都内で食べたら倍以上の値段がしそうですw
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また、どこのお店でも店の軒下にはタコ足が干してあったのでおつまみに購入。これも大変美味でした。あけみちゃん号の隣にあったタコ足専門で販売していたおばあちゃんから購入しました。

たこ足。はさみで一口サイズにカットしてつまみにしました!
食後は、前日タイミングが合わずに入れなかったお風呂へ。大間崎テントサイトから車で3kmほどの距離にある「おおま温泉海峡保養センター」を訪れました。
おおま温泉海峡保養センターでさっぱり

おおま温泉海峡保養センターは、浴槽が一つとサウナのみという非常にシンプルな構成ですが、その分、入浴料は大人400円、小学生330円、幼児170円とかなりリーズナブル。まさに「地元の保養所」といった趣の、どこか懐かしく落ち着く空間です。テントサイトからもほど近く、朝8時から夜21時まで営業しているので、車中泊やキャンプを楽しむ方にはぜひおすすめしたいスポットですね。
見た目こそ質素ですが、サウナもしっかり完備されており、旅の疲れを癒やすには十分すぎるほど。湯上がりには、大間の風を感じながらさっぱりとリフレッシュすることができました。

見た感じは、まさに保養所という佇まい。地元民と思われる方々もたくさん日帰り入浴を楽しみに来ていました

館内には昔懐かしい昭和の雰囲気漂うゲームコーナーがあり、下の子はテンション上がっていました
大間崎テントサイトでまったり

午後はテントサイトに戻り、のんびりとキャンプ気分を味わいました。 台風の影響で秋田のキャンプをキャンセルしていたので、ここでその埋め合わせができて本当に良かったです。

大間の滞在中、2回も買い物をしたMAEDA。テントサイトからのアクセスが良いので、食材の調達には持ってこいです。地元の方々だけでなく、観光客と思わしきお客さんも結構いました
スーパーで買った十和田名物の「バラ焼きのタレ」でお肉を炒めたり、芝生にチェアを出してお酒を楽しんだり……。
たまたま都内から来ていた方と世間話をしたりして、今回の旅で一番穏やかな時間を過ごせました。

お昼ご飯はスーパーで買ってきた食材を調理!

十和田で購入したバラ焼きのタレで炒める!

ご飯は炊かずにサトウのごはんをチン。上に納豆とめかぶをぶっかけたら、お手軽キャンプ飯の完成です
そして、夜ご飯も炊事棟を利用して、カップ焼きそばを作って手軽に済ませてしまいました(笑)。
大間は本州最北端ということもあってか、他の本州の観光地とはまた一味違った、良い意味で独特な空気が流れていて、すっかり気に入ってしまいました。まとまった長期の休みがないとなかなか訪れる機会を作れない場所ですが、今回、遠路はるばる思い切ってやってきて本当に正解でした。
大間崎からすぐ目の前、対岸に見える北海道・函館市の街並みを眺めていると、「いっそのこと、このまま北海道まで渡ってしまおうか……」なんて、そんな気分にさえさせてくれますね(笑)。

カップ焼きそばを頬張る息子。お昼を食べたのが遅かったので夜食になりました

本州最北端の地、大間は素晴らしい場所でした!青森観光するなら外せないスポットですね!
次回の第4回で、いよいよ岩手・青森の旅も最終回です。神秘的な「仏ヶ浦」や、名湯「酸ヶ湯温泉」のレポートをお届けしますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
続き(最終回)はこちらから!
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