2019年夏休みの記録も今回がラスト。旅行4日目にして、人生初の山形県に突入。全国でも屈指の天然掛け流し温泉である「湯田川温泉」でひとっ風呂浴びてきました。そして、旅行の締めはやっぱり海!結果的に、今回は初日以外、全て海に入って遊んでいました(笑)新潟・山形旅行記第3回は、村上市の道の駅朝日まほろばみどりの里を出発し、笹川流れでの海水浴から始まり、最終日帰路に着くまでの記録です。
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4日目:新潟県(下越)村上市〜山形県 鶴岡市
朝起きると、突然のゲリラ豪雨。4日目は、前日の家族会議の結果、事前に計画していた、山形県の天童市まで行って温泉巡りをする予定を変更し、『もっと新潟の海で遊ぶ!』ということになっていたのですが、この大雨では海に入るのは厳しいかも・・・。
運転するのもキツい程の激しさで、大雨警報も出ていたので、しばらくキャンカーの中で待機。1時間程、車内で時間を潰していると、雨足が弱まり次第に晴れ間が。ふぅ。一時はどうなることかと思いましたが、これでひと安心。道の駅をひと通りチェックしてから、笹川流れに向かいます。
絶景!美しい海岸線が11kmに渡って続く「笹川流れ」
道の駅朝日から笹川流れまでは、海岸沿いの国道345号をおおよそ30km程度、北上していきます。海岸沿いを走るのは気持ちいい!まずは「道の駅 笹川流れ」を目指します。なお、海岸沿いには線路があり、横目に電車が走っているの見えるのですが、息子が小さい頃見ていた電車図鑑にも載っていた「きらきらうえつ」が走っているシーンも見ることができました!道の駅笹川流れは、JR羽越本線桑川駅に隣接しており、休日は「きらきらうえつ」の停車駅になっているとのことです。道の駅に到着したら、施設内をサクッと観光して海水浴場へ。
笹川流れは、岩場で磯遊びが楽しめる海水浴場!
笹川流れには、たくさんの海水浴スポットがあります。空いている駐車スペースを探しながら良さげな場所をチェック。笹川流れの海外沿いには、眼鏡岩や恐竜岩などと呼ばれる、数々の奇石があるのですが、見る限り、それらが密集しているエリアが最も盛況のようでした。自分たちは、奇石群を超えて少し進んだところにある「今川海水浴場」で遊ぶことにしました。といっても、名前こそ付いていないものの、ここにもたくさんの岩場があるので、十分に岩登りや磯遊びをして楽しむことができました。岩場と岩場の間が空洞になっている場所もあり、洞窟探検をするような雰囲気で、冒険気分が味わえますw
遂に山形県に突入。鶴岡市の湯田川温泉でかけ流し温泉を堪能!
海水浴のあと、海岸線を更に北上して山形県に入り、鶴岡市にある湯田川温泉に。湯田川温泉は、箱根や草津などの温泉街と違い、とても静かで鄙びた雰囲気のある場所で、まさに『秘湯』といった感じ。中心地だと思わしき場所にも、特に観光スポットがある訳でもなく、雰囲気の良さそうな旅館が数軒あるのみ。そんな湯田川温泉には、共同浴場が2つあるのですが、そのうちの一つ「湯田川温泉正面の湯」に行ってみることにしました。
番台がない!?湯田川温泉正面の湯は地元の人達の憩いの場でもあった!
正面の湯まで行ってみると、番台がなく、鍵がかかっていて中に入れません。入口にある看板をチェックしてみると、どうやら誰かに鍵を開けてもらう必要があるみたい。ここ湯田川温泉の共同浴場は、住民の方々がそれぞれ鍵を持っていて、外来者の方は宿泊先、ないしは住民の方に鍵を開けてもらって入浴する仕組みなんだそうです。この辺りも秘湯感が満載ですw
なお、正面の湯から数軒離れた先に商店があり、そこで入浴券を購入できます。大人・小人関係なく一人200円。入浴券を購入すると、お店のおばあちゃんがお風呂の入口まで同行してくれて、鍵を開けてくれました。ちなみに、妻は自分たちと交代で入ったのですが、そのときは商店が既に閉まっていたので(営業時間は夜19時まで)、お風呂の隣にある旅館の従業員の方に頼んで鍵を開けてもらったそうです。
正面の湯は、湯船が一つのみで、風呂の周りを洗い場が囲んでいる作りです。自分達が風呂に入っていると、続々と地元の人達が入ってきて、互いに挨拶を交わしたり、世間話をしたりしていました。外来入浴者は自分達のみ。完全に地元の方々の憩いの場と化し、アウェイ感が凄かったです(笑)
なお、肝心のお風呂のレビューですが、湯温は少し熱めでしたが、ここ正面の湯は、全国屈指の天然かけ流し温泉で、加水・加温・循環を全くしていない、純粋な天然温泉なんだそうです。とっても体に良さそう。また、その歴史は古く、山形県内の歴史文献に残っているものとしては2番目に古く、開湯はなんと飛鳥時代の和銅5年。1300年以上も歴史のある天然温泉なんだとか。そんな名湯が家の近所にあったら絶対入りに来ますよね!また、道路を挟んだ向かい側には、足湯もあったので、お風呂あがってからこちらも楽しみました。
山形県で初。道の駅あつみで車中泊
お風呂を出てさっぱりしたら、来た道を少し戻り、「道の駅あつみ」で車中泊をしました。近くにごはん屋さんがなかったので、この日はキャンカーに常備していたレトルト食品(またカレーw)とご飯を温めて質素な夕食にしました。以前のブログでも書きましたが、これからキャンカーを購入しようとお考えの方がいれば、自分は電子レンジを設置することを強くおすすめします。レンジがあるだけで車中泊の旅が確実に便利で快適になります(笑)
5日目:山形県鶴岡市~新潟県村上市~帰路
楽しかった2019年の夏休み旅行も本日が最終日。息子の希望で、最終日も海で遊んでから帰ることにしました。それと道の駅朝日と笹川流れでは、村上市のマンホールカードを配布していたのですが、息子が他のも集めたい!というので、近くで行ける配布場所がないかをチェック。村上市の郷土資料館でも別のマンホールカードが配布されているということだったので、まずカードをゲットして、そこから近い3日目に行った瀬波海岸海水浴場に再訪して遊んでから帰路に着くことにしました。
道の駅あつみで、地元の新鮮な海の幸を食す!
まずは、腹ごしらえ。道の駅あつみにある食堂は朝7時からオープンするので、朝食を食べてから移動することにしました。妻はせっかく日本海に来たので新鮮な海の幸が食べたいと言っていたので、希望が叶って良かったです。ここぞとばかりに刺し身定食に岩牡蠣まで注文して、豪勢な朝食を楽しんでいましたね^^;
村上郷土資料館で、マンホールカードをゲット!
道の駅あつみから移動して、郷土資料館へ。受付で名簿に記入をしてマンホールカードをゲット。マンホールカードを知らない方のために説明すると、国土交通省や下水道関連企業などで構成される「下水道広報プラットフォーム」という団体が企画監修しているコレクションカードで、下水道についての理解促進や興味関心を促す目的で、2016年4月から配布が始まっています。自分もこれまでちゃんと調べたことがなかったのですが、これが好評らしく、今ではなんと第10弾(2019年8月~配布開始)まで出ていて、シリーズ累計で539種454もの自治体が参加しているらしいです。そういえば、うちの親父も持っていたよね?っと嫁。そういえば持っていたような気がするw
なお、実際に現地まで足を伸ばさないと手に入れられない仕組みが、ファンのコレクター欲をくすぐっているのだとか。ただ、残念なことにメルカリを検索してみると、既にたくさんのマンホールカードが出品されてました・・・。こればかりは規制が難しいですが、現地でゲットするのが正しい遊び方なので、メルカリで高値で出品されているカードを買ってばかりの人はその醍醐味が味わえませんよーw
今回の旅の締めはやっぱり海!瀬波温泉海水浴場に再訪!
瀬波温泉海水浴場は、ビーチへの入口が3箇所あるのですが、前回とは別のエリアで海水浴することにしました。今回は中央のエリア。曇り空でしたが賑わっていました。息子と水鉄砲を使って打ち合いをするなど、お昼頃までたっぷり遊んでから、帰路に着きました。
まとめ
初の新潟・山形旅行。これまで新潟には学生時代にスノボで来たことはありましたが、観光をするのは今回が初めて。新潟とても良い場所ですね。連休がないとなかなか来れない距離ですが、また必ず遊びに行きたいです。ちなみに、新潟県民の方には怒られるかもしれませんが、自分が新潟を一言で表すと、ミニチュア版北海道。長く続く田園風景や、海岸沿いの気持ちの良い国道の1本道などを走っていると、去年行った北海道の大地を彷彿される場所がいくつもありました。北海道も良かったですが、新潟もたくさん観光地があるし、一度ではとても周れないので、次回はまだあまり攻めていない内陸側も観光してみたいです。また、山形は新潟との県境である鶴岡市まで少し踏み入れた程度だったので、また東北旅行を企画する際には、旅のプランに組み込みたいと思います。そして、帰りは自宅まで約400kmの距離をひたすら運転だったので、自宅に着く頃にはヘロヘロになりましたw 以上、楽しかった新潟・山形旅行の記録でした!
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