本栖湖キャンプ場で、紅葉を楽しみながら林間キャンプ!


今回は、本栖湖の麓にある本栖湖キャンプ場で、林間キャンプを楽しんできました。11月初旬の本栖湖は徐々に紅葉が始まっており、秋の深まりを目で感じ、その寒さを肌で感じ、移りゆく季節の流れをしみじみと実感できました。また、前回の学校橋のキャンプでデビューしたものの、不完全燃焼で終わってしまった武井バーナーのパープルストーブも、ここぞとばかりに大活躍しましたよ!

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道の駅なるさわで、前泊

金曜日の夜、仕事を早めに切り上げ、21時半頃には自宅を出発。ほぼ渋滞に巻き込まれることなく、車中泊をする「道の駅なるさわ」までは、約2時間程で到着しました。道の駅なるさわは標高約1,000mに位置しているのですが、この日の気温は3〜4度で、東京だと真冬並みの寒さ。季節を飛び越え、一気に冬が到来した気分です。

今回のキャンプ地である「本栖湖キャンプ場」はフリーサイトで区画が決まっていないので、設営場所は先着順で決まることになります。場所によっては、金曜日の夜から前入りしてよいところもあるので、事前にキャンプ場に確認を取ってみると、

  • 受付開始は朝8時30分からだが、前入りしてOK
  • 入り口にゲートを設けたりしていないため、夜間に入り口の駐車場に停めて待機も可
  • 宿泊者に気を遣ってくれるなら、サイトの中まで入ってしまっても構わない
  • チェックアウトは12時。但し日曜は帰る人ばかりなので、目安程度で大丈夫

っと、かなり柔軟にご対応をされていらっしゃる様子。お昼を過ぎてからでないとチェックインできないキャンプ場も存在するこのご時世に、キャンプ場で過ごす時間を最大限に長く使える、利用者にとても優しい神対応です!
(※時期や曜日によって異なる可能性があるので、行かれる方は事前に確認してくださいね)

とはいえ、道の駅なるさわからは20分足らずの距離なので、焦って夜中に向かうことはせず、オープン少し前の早朝に現地に着くよう向かうことに。その日は少し晩酌をして楽しんだら、すぐに眠りにつきました。

いつものように、まずは乾杯!

朝起きたら、周りがキャンピングトレーラーだらけに(笑)

本栖湖キャンプ場は、オフシーズンでも大人気!

翌朝7時過ぎに道の駅を後にし、本栖湖キャンプ場へ。道中、本栖湖の湖畔に駐車スペースがあったので、車を駐めて軽く見学をしてから、8時前にはキャンプ場に到着したのですが、その時点で既に受付がオープンしており、チェックインの手続きをする人達で賑わっていました。ひとまず、車でそのままサイトまで入っていき、良さそうな場所をキープすることにします。

比較的平らで、お手洗いや炊事場からも近い場所をゲット!

トイレ。外観は古いですが、洋式トイレも完備されており、掃除も行き届いていました。

炊事場。本栖湖キャンプ場は広いので、炊事場は一定の間隔で複数設置されています。

本栖湖キャンプ場は、本栖湖から1本道路を挟んだ湖畔に近いエリアと、その奥の林間エリアとに分かれています。もともとは湖畔キャンプをしたいね~と家族で話していたのですが、湖畔に近いエリアは、下が砂利になっていて、キャンプサイトというよりも駐車場に近いイメージだったので、林間エリアを選択することにしました。なるべく平らな場所を見つけて設営をします。ちなみに、多くは金曜日の夜中や土曜日早朝からサイトに入って設営をされた方達で、だいたい半分近くは場所が埋まっており、ゆっくり来ていたら、選択肢が少なくなってしまうところでした。この時期は、オフシーズンとはいえ紅葉を楽しめるのと、周りのキャンプ場がいくつか営業を終えることもあって、賑わうそうです。先に電話で混雑状況を聞いておいて良かったです。ちなみに、本栖湖キャンプ場の利用料は、キャンピングカー(8ナンバー)が1台3,000円とリーズナブル。タープを張る場合は一張につき500円が別途かかるそうですが、サイドオーニング程度であれば、キャンピングカー1台の料金だけで大丈夫だそうです。

湖畔に近いエリアはこんな感じ。着いた時には結構埋まっていました(この写真は翌日のチェックアウト前に撮影)

管理棟。

管理棟横にある売店。

店内にはこのエリアならではの商品も並んでいます。

朝ごはんは、お気に入りのトルティーヤを使ったタコス!

さて、設営を終えてひと段落したら、さっそく朝ごはん(兼昼ごはん)の準備に取り掛かります。前回使った食材のトルティーヤが美味しくてハマっていたので、またトルティーヤを使った料理を作ることに。さすがにチリコンカンをまた作るのは面白みがないので、今回はタコスを作ってみることにしました。ひき肉にタコスシーズニングを混ぜて、レタスとチーズを挟むだけなので、調理はとてもシンプルでキャンプにはもってこいなのですが、これが手軽に作れる割にとても美味しく、家族にも大好評でした!これからもトルティーヤ料理のレパートリーを増やし、どんどん極めていこうと思います(笑)

設営完了。今回からアイアンテーブルを増やして料理スペースを拡大^^

炒めたひき肉に、タコスシーズニングを加える

タコスの作り方は下記サイトを参考にしました。

焚き火&武井くんで暖を取る

日中でも既に肌寒かったので、周りを見渡しても焚き火をして暖を取っている人達がたくさんいます。ちなみに、本栖湖キャンプ場は直火もOKと今時珍しいキャンプ場なんです。自分達も一先ず焚き火台を使ってですが、焚き火をすることにしました。

薪はキャンプ場入り口にある売店で販売しているのですが、本栖湖キャンプ場で販売する薪の種類は3種類あり、それぞれ大きさが違い、当然燃焼時間もそれぞれ異なります。普段と違う大きめのサイズが気になったのですが、自分たちが持っている焚き火台は、コンパクトな少人数用サイズなので小薪を購入しました。(よくよく考えたら直火できるので、大きいサイズを試してみてもよかったかも…)

小薪(500円)と中薪(600円)。奥の倉庫に大薪(800円)が売っています。

また、林間サイトは松の木に囲まれているため、足元には松ぼっくりが拾いきれない程たくさん落ちており、火種には困りません。日中から火を囲んで暖を取りながらワインを飲むのは最高です。加えて、焚き火を使ってマシュマロを焼いて食べ始めると、もう止まりませんw

今回は午前中から焚き火を開始。

焼きマシュマロ、食べ始めると止まらないw

そうやって、しばらくの間、焚き火を満喫したあと、湖畔やキャンプ場の周りを散策。松ぼっくりを拾って投げあったり、湖畔を走り回ったりして遊びました。寒いので、体を動かして遊んでいると体も温まってきて、ちょうど良いですw

キャンプ場の周りを散策。林間サイトから本栖湖までは徒歩5分足らず。

湖畔ではしゃぐ息子。

さて、サイトに戻ってからは、武井くんを引っ張り出して、前回使えずに不完全燃焼した分を取り返すかのごとく、タンクに入った灯油を使い切るまでフル活用しました。ちなみに、今回も最初に点火したタイミングで、プレヒートがうまくできておらず、炎上をさせてしまったのですが、焦らずに鎮火させ、2度目にはバッチリ点火できました。ようやく完璧にコツを掴めた気がしますw

武井くんの登場~。

BBQ&直火での焚き火を楽しんだ夜

そうやって林間キャンプを楽しんでいると、いつの間にかあたりは真っ暗に。キャンプでの楽しいひと時は本当にあっという間です。夜ご飯はハンバーグを焼くのと、久しぶりに炭を出してBBQをすることにしました。但し、いつものただ肉を焼くBBQではなく、趣向を凝らして、たとえ酔っぱらっていたとしても全く面倒に感じない(笑)、簡単にできる缶詰めを使ったBBQレシピを試してみることにしました。ハンバーグは、「ハンバーグの素」という名の魔法の粉を使ったおかげで、卵や玉ねぎを入れずに、お肉だけで肉汁がたっぷり詰まったジューシーなハンバーグに仕上げることができました。缶詰を使ったBBQレシピもなかなか好評でしたよ。これは簡単に作れて手間要らずなので、手を抜きたいときにはかなりおすすめですw

今回は自宅で使っているフライパンを持ち込んで使用

火が通って、いい感じに焼き上がりました!

The手抜きBBQ(笑)

缶詰レシピは簡単手軽にできますが、味は美味しかったです!嫁がスープとアボカドサラダを作ってくれました。

大好きなシマチョウも焼きました。やっぱり今回も食べ過ぎてしまいましたw

缶詰レシピはコチラを参考にしました(^^)

夜ご飯を食べた後は、あらためて焚き火タイム。途中までは焚き火台の上で薪を燃やしていたのですが、せっかく直火OKなキャンプ場なので、火種を移動させて、直火にチャレンジしてみました。周りのキャンパーさんも、皆さん直火で豪快に勢いよく炎を上げて楽しんでいる様子。自分達も燃料を投下しては風を送ってを繰り返し、盛り上がっていたのですが、調子に乗って火の勢いが大きくなり過ぎ、バチバチ上がる火の粉で、危うくオーニングに穴を開けてしまうところでした。笑

お昼から飲み始めていた自分は、だいぶお酒が回り、22時を回る前に早々に寝てしまったのですが、嫁さんの話だと、回りのキャンパーはファミリーキャンパーも含めて、みんな遅くまで盛り上がっていたそうで、中でも学生と思われる若い子達のグループはキャンプファイヤーを囲んで大合唱をしていたんだとかw 管理人さんも見回りを厳しく行っていないようで、ここは意見が分かれるところだとは思いますが、自分はその自由なところがとても気に入りましたw

ゆるキャンの聖地巡礼① 浩庵キャンプ場

翌朝。本栖湖キャンプ場はチェックアウトが12時なのでゆっくりとできます。朝ごはんはチーズナンとカップ麺のカレーで簡単に済ませました。カップ麺は完全にアニメ「ゆるキャン△」の影響。(主人公の女の子が本栖湖にあるキャンプ場で、美味しそうにカレー味のカップ麺をすするシーンが出てきますw)本栖湖に来たら、やっぱりカレー麺を食べておかないといけないと思い、カレー味を家族分購入しておいたのでしたw

朝ご飯のチーズナンとカップヌードルカレー味。

朝食を食べている頃には、雨がパラパラと降り始めたので、周りには撤収を始める方々が目立ちましたが、自分達はマイペースにちょうど12時頃までまったりと過ごし、キャンプ場を出ました。そしてちょうど本栖湖を挟んで反対側、ゆるキャン△第1話の舞台となった「浩庵キャンプ場」を視察に行ってみることにしました。

当初、本栖湖でキャンプをしようと計画を立てたタイミングで、本栖湖キャンプ場と浩庵キャンプ場の2つが候補に挙がっており、どちらにしようか迷っていたのですが、まず浩庵キャンプ場の方に電話で問い合わせをしてみると、浩庵キャンプ場は、ゆるキャン△の影響もあり大混雑していて、前日の夜中から順番待ちになっているとのこと、しかも湖畔のサイトはキャンピングカーだとスタックする可能性が高い(先日はワンボックスでもスタックしてしまったんだとか)という話を聞き、ビビって候補から外したのですが、最近、夫婦でゆるキャン△を観ることにハマっているので、ここまで来たからには聖地巡礼をしないで帰る訳にはいきませんw

本栖湖キャンプ場から浩庵キャンプ場までは、車でわずか10分足らず。現地に着くと、ゆるキャン△でモデルになった浩庵キャンプ場の管理棟やその手前にある公衆トイレなどを見て、アニメで出てきたまんまなことに感動。もしかしたら次回は浩庵に来ることもあるかもしれないので、管理棟のスタッフの方に、サイトの地図を貰い、スタックするポイントなどを詳しく聞きました。管理棟は、キャンパーだけでなく、ゆるキャンの聖地巡礼!?っと思わしき人達もいて、とても賑わっていました。管理棟に駐めてある車にも、ゆるキャン△のステッカーが貼ってある車が何台かいましたよ~。

主人公のなでしこが野宿していたトイレw

浩庵の管理棟には大量のカレー麺が!

ノートにはファンからの熱いメッセージがビッシリ書かれてました^^

キーホルダー。付けるのは憚られますが、せっかくなので記念に回しましたw

上九一色村にある日帰り温泉、上九の湯でまったり

浩庵キャンプ場を後にし、次は上九一色村にある「上九の湯」へと向かいます。上九一色村と言えば、自分の中では、どうしてもあのオ○ム真理教が頭に浮かびます。当時ニュースで報道されているのを観てから、その村名はハッキリと記憶に残っていましたが、まさかお風呂に入りに訪れることになるとは思ってもみませんでした。上九の湯の隣には、特産物の直売所も併設されており、地元民と思わしき方々がたくさん訪れていました。

上九の湯の入館料は、大人が1人700円、小人1人300円(小学生以上)です。なので我が家は合計1,400円で入れました。内湯が一つと露天風呂が二つあります。お湯の温度は程よい感じで、特に露天風呂は40度とかなりぬるめなので、小さいお子さん連れにもおすすめです。熱いお湯が苦手なうちの息子もじっくりと浸かって体をポカポカに温めることができました。本栖湖キャンプ場からは車で約30分くらいの距離にあります。キャンプ場はホットシャワーのみでお風呂はないので、キャンプの後、上九の湯でまったりと過ごすのはおすすめです。

ゆるキャン聖地巡礼② アウトドアショップELK

さて、帰路に着く前にもう1箇所、ゆるキャンの聖地巡礼をしていくことにしました。目指すは、アウトドアショップのELK。主人公のなでしこが野クルの二人と学校帰りに寄ったあのショップです。(※っというブログの情報をみて、あまり下調べもせずに行ってみたのですが、後日よくよく調べてみると、ショップ名を参考にしただけで、実際に外観のモデルになったのは浜松にある別のアウトドアショップだったようです。)

実は、ここ最近ダッチオーブンの購入を検討していたのですが、webで調べたり、A&Fの店頭で商品を手にとってみたり、ダッチオーブン&スキレットの入門本を読んでみたりといろいろ悩んだ結果、まずスキレットから購入をしようという結論を出したのですが、ちょうどELKに欲しかったロッヂのスキレットを見つけたので購入をしました。(A&Fのタグが付いていたのですが、取り寄せているのでしょうか)これでまた、次回のキャンプが待ち遠しくなりました!新しいギアを購入すると、キャンプに出掛けるモチベーションが上がりますね~。

遂にロッヂのスキレットをゲット!早く使いたい~

まとめ

ELKで買い物した後は、地元のてんぐらーめんで少し早めの夕食を取り、帰路に着きました。帰りは中央道でなんと25kmの大渋滞にハマってしまい、3時間以上かかってしまいましたが、何とか無事に帰ってくることができました。初の本栖湖でのキャンプは、紅葉の時期とも重なり、とても素晴らしい体験になりました。暖かい時期のキャンプもよいですが、寒い中、焚き火やストーブで暖を取りながら行う冬キャンプも捨てがたいです。今回遊びに行った本栖湖キャンプ場は、サイトへの入場は融通が効くし、直火もOKな自由さが大変気に入りました。利用料がキャンピングカー1台で3,000円のみと、リーズナブルな点もポイントが高いです。またいつかリピートしたいと思います。

最後に、ドライブ中に紅葉の景色を見て楽しんでいたこともあって、気づいたらタイトルにある紅葉の写真を1枚も撮っていませんでした。本栖湖周辺の紅葉の様子をチェックしようと見に来てくれた方には申し訳ないのですが、ご愛敬ということで(^^;;

帰りに寄ったてんぐらーめん

激辛の赤てんぐらーめんに餃子、半ライスのデブ御用達メニュー(笑)

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この記事を書いた人

三重県出身の東京住み。2018年にキャンピングカー をゲットしたことをきっかけにブログでの情報発信を開始。愛車はハイエースベースのラミータ(RAMITA)。ファミリー(嫁と息子2人)とのキャンプや車旅、アウトドア体験など、キャンピングカーライフを徒然なるままに綴っています。

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