お久しぶりです。またまた更新が滞ってしまいました。以前にも同じようなことを書いた気がしますが、コロナ禍で出掛ける機会が少なく、ブログのネタが枯渇しておりますw
さて時を遡ること約1ヶ月。3回目の緊急事態宣言発令直後のタイミングではありましたが、GW突入1週間前、おいそれと予定を変更できず、家族で話し合った結果、今回は予定通りGWの家族旅行に出掛けることにしました。
普段から在宅ワークでほとんど外に出ない生活なので、休み中もずっと自宅に閉じこもっていては、精神的にしんどいです。お休み中ずっと外に出ないわけにもいかないですし、かといって近場(都市部)で遊ぶ方がよっぽど感染リスクも高くなるというもの。
というわけで今年のGWはキャンピングカーで長野・岐阜・山梨への車旅へと行ってきました。その様子をレポートしていきたいと思います。価値観の違いから不快に感じた方は、そっとブラウザを閉じていただけると幸いです(笑)
GW初日 テンホウで晩ごはん!
旅行の予定はしていたものの、GW前は仕事が忙しく、詳細のプランニングをする時間までは取れていなかったので、自宅でいつも通りGoogleMapを駆使して観光・車中泊のプランを立ててから、夕方頃に長野に向けて出発。キャンピングカーはやはりその機動性の高さが1番の魅力ですね〜。
自宅を出発してから2時間半ほどで、長野県の松本市へ。まずはテンホウで晩ご飯を食べました。テンホウは長野県で展開している中華料理のローカルチェーン店なのですが、安くて美味しいので、長野に旅行に来た際はいつも食べたくなります。長野県の名物料理、山賊焼き(北海道でいうザンギですね)定食に餃子も頼んで大満足。
お腹を満たしたあとは、お風呂でひとっ風呂浴びて、平日に溜まりきった疲れを癒やしました。利用したのは「湯の華銭湯瑞祥」というお風呂。内湯と露天風呂と結構広く、良い感じでした。入浴料金は、大人700円、小学生350円、幼児100円(3歳以下無料)という設定で、まあまあリーズナブルですね。
そして、お風呂の後は「道の駅風穴の里」へと移動。翌日は上高地に行く予定を立てていたので、上高地(沢渡バスターミナル)まで20分弱の距離にあるアクセスの良い場所を車中泊先として選びました。到着した時間には道の駅の営業も終了していたので、キャンカーの中で旅行初日の夜を過ごしました。
GW2日目 上高地観光!そして奥飛騨へ
道の駅風穴の里から上高地へと移動。上高地はマイカー規制があるため、沢渡バスターミナルからバスに乗り換えて向かいます。上高地は2014年に来たのが最後で、実に7年振りの訪問。
この日はちょうど連休の中でも数少ない晴れの予報のため、上高地観光をしようと日程を組んでいたのですが、大正解でした。雲一つない快晴で、壮大な景色を眺めることができました。そう、最初は良かったんです。
上高地には、大正池から上高地のバスターミナル(河童橋)を目指すコース、河童橋から大正池を目指すコースなど、いくつかコースのパターンがあるのですが、今回は河童橋から明神池まで、約3kmのウォーキングコースを歩くことに。所要時間は約60分。
ウォーキングコースは起伏なども少なく、遊歩道も整備されているため、小さな子供がいても安心して歩かせることができました。ただ、3kmの道のりをずっと歩くことはさすがに下の2歳の子には難しく、途中から15kgの子供を抱っこをしながら歩くハードなウォーキングへと変わりました(笑)
山の天気は変わりやすいと言いますが、明神池からバスターミナルへ向かう帰りのルートを歩いている途中、急に天気が崩れてしまい、バスターミナルに戻る頃には本降りに。晴れ予報だからと油断して、雨具を用意していかなかったのは失敗でした。ただ、雨というよりあられに近い感じで、そこまでびちゃびちゃにならずにすんだのは、不幸中の幸いでした。
上高地で山歩きを楽しんだあとは、次の日に行く予定の「奥飛騨クマ牧場」観光に備えて、クマ牧場近くの「道の駅奥飛騨温泉郷上宝」へ移動。長野を北上し岐阜県へと入ります。長野から岐阜は遠いイメージを持っていましたが、松本市は長野県でも北部に位置しているため、実際には車で20kmも移動すると、あっという間に岐阜県の奥飛騨に到着しました。
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道の駅に到着した頃には雨がひどくなっていたため、近くには温泉街のような場所もあったのですが、観光はせずキャンカーの中で過ごすことにしました。近くにスーパーがあったので先に夕食を購入。それからは、ずっと車内に置きっぱなしになっていたスパイダーマンのBlu-rayを引っ張り出して、飲みながらまったりと映画鑑賞。キャンカーで田舎に来ると地デジの電波が届かずテレビが映らないことが多いので、そんな時のためにBlu-rayを用意しておいたのですが、やっと出番がやってきました〜(笑)
GW3日目 奥飛騨クマ牧場〜安曇野ワイナリー、原村RVパーク
奥飛騨クマ牧場は、今回の旅の中でも、家族みんなの期待値が高かった観光スポットの一つ。小熊を抱っこできるのが目玉のサービスらしく、なかなか貴重な機会なので、楽しみにしていました。
牧場に到着すると、まずはお約束のお土産物屋と剥製がお出迎え。受付のある建物の奥に進むと牧場があります。牧場といっても動物園のような感じです。中では熊が100頭以上は飼われていたでしょうか。なかなか見応えがありました。牧場内では餌を販売していて、誰でも自由に熊に餌をあげることができます。
そういう仕組みなので、牧場にいる熊は、相当観光客慣れしていて、自然の中で暮らしている熊のイメージとはかけ離れていますw餌の欲しさに手を叩いて差し出す仕草はちょっと衝撃的というか、かなり滑稽な姿でした(笑)
そして、目玉の小熊ちゃんとの記念撮影は、スタッフの方に手持ちのスマホを使って撮影をしてもらうもので、撮影料1,000円と若干の割高感を感じましたが、せっかく来たのでもちろん撮ってもらうことにしました。結果的には、アングルを変えたり、カメラの向きを変えたりとしながら何十枚も撮ってくれて、良いショットが撮れたので満足です。
その後、長野方面へとUターンをし、安曇野市にある安曇野ワイナリーへと向かいます。最近日本のワインにハマっており、旅先に来ては現地の国産ワインを購入することが一つの楽しみになっているのですが、今回は長野旅行なので、ぜひワイナリーにも行きたいと思い、旅のプランに組み込ませてもらいました。
余談ですが、10〜15年くらい前と比べると日本のワインの味は相当レベルアップしていますよね〜。フレッシュで美味しいものが多く、旅に来ては色々と買って飲み比べています^^
安曇野ワイナリーでは、いろんな種類のワインとヨーグルトの試飲ができます。自分は運転があるので、残念ながらワインの試飲はできませんでしたが、お手軽価格の商品やセール品などを中心に何本か購入。子供たちが車内で眠っていたので、片方が面倒を見るようにして、妻と交代で店内を物色したのですが、お互いに相談せずに気に入った商品を購入してきたので、合計5〜6本も買ってしまいました^^;
安曇野ワイナリーで買い物を終えたあとは、宿泊予定のRVパークへ。途中で晩ご飯の食材とおつまみを買い足してから、長野県の原村へと向かいます。
ちなみに、なぜわざわざRVパークに滞在しようと考えたかと言うと、道の駅での車中泊だけでは、走行充電以外にバッテリーを充電する方法がなく、途中でバッテリー不足に陥ってしまうのではと考えたから。そのため、旅行の真ん中辺りで、電源サイトが使える(充電ができる)RVパークの滞在を決めて予約をしていたのです。
ただ、なんだかんだ毎日移動をしていたため、思いのほか走行充電ができていたのと、サブバッテリーを交換したばかりということもあってか、充電の減りが想像以上に少なく、わざわざRVパークに立ち寄らなくても大丈夫な状態ではありましたwまぁたまにはRVパークを使ってみるのも良いか^^;
今回利用したのは八ヶ岳高原の標高1,200mにある「RVパーク原村もみの木」。くるま旅のサイトによると、“日本で一番星空に近いRVパーク!”だそう。「椵の木荘」という旅館が運営しています。RVパークは、元々あったテニスコートを改修して作られています。
この日はあいにくの曇り空で、星空は見れませんでしたが、道路を挟んですぐ隣にある「もみの湯」の温泉が徒歩1〜2分で利用できるし、周りの環境も静かで良いRVパークでした。利用料金は1泊2,500円(電源なしの車中泊サイトは1,500円)で、ゴミの回収と水道、トイレが利用できます。もみの湯は、大人650円、子供が300円。内湯に露天風呂もあります。
RVパークでの夜は、安曇野で購入したワインをさっそく空けて、おいしいつまみを頬張りながらの、楽しい夜となりましたw
GW4日目 諏訪大社〜御釈迦池観光、山梨へ
4日目は原村から北上して諏訪市へ。諏訪といえば、映画「君の名は」のモデルになったと言われている「諏訪湖」と全国各地にある諏訪神社の総本社である「諏訪大社」が有名。前回の長野旅行で諏訪湖には訪問済みだったのですが、諏訪大社に行くのは今回が初めてです。
諏訪大社は高台になっていて、境内からも諏訪湖を眺められる場所にあります。古くから風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神、また武勇の神としても広く信仰されており、現在は生命の根源・生活の源を守る神として崇められているのだとか。
諏訪大社で参拝を終えたあとは、近くの「山猫亭」というお蕎麦屋さんでお昼を取りました。
諏訪大社を出たあとは、茅野市にある御射鹿池の観光に行くことに。御射鹿池は、奥蓼科の標高1,500mにある風光明媚な池。元々は地元の方々の農業用ため池として作られたのですが、水面に映りこむ山々の風景が幻想的で、茅野市の観光スポットになっています。
ただ、この日はあいにくの曇り空で、水面に映し出される幻想的な景色を見ることは叶いませんでした。残念。次回天気の良い日にリベンジしたいところです。近くには温泉もたくさんあるようなので、今度来るときには一緒に回ってみたいなと思います。
その後、去年の7月に新しくできたばかりの「道の駅ビーナスライン蓼科湖」に立ち寄りました。これまでプレオープンだったらしく、訪問した日の前日に「蓼科農家」という名前の直売所が本格オープンしたばかりのタイミングでした。併設されている「グリル蓼科」では信州和牛や信州ポーク、きのこ汁などが販売されていたり、隣にはソフトクリーム店やキッチンカーなども出店されていたりして、賑わっていました。
蓼科観光のあとは、更に南下して山梨県へ。翌日は富士パノラマリゾートへ行く予定だったので、アクセスの良い「道の駅こぶちさわ」で車中泊をすることに。こぶちさわは以前にも訪問したことがあるのですが、八ヶ岳が一望できるとても良い場所にあり、直売所の野菜も充実しています。加えて、お風呂が隣にあるのがキャンカー乗りからするとめちゃくちゃポイントが高いです。夕飯を食べて、お酒を飲んで、そのままお風呂にいけるのは最高です。
お風呂は「延命の湯」といって「スパティオ小淵沢」という宿泊施設の中にあります。大浴場のほか、露天風呂、岩風呂があってゆっくりと疲れを癒せます。料金は大人が830円、小学生が420円、幼児(6歳未満)は無料です。コロナ対策で、営業時間が22時まで(受付終了21時半)に変更されており、サウナの入室人数制限、休憩室の利用休止などを行っているようなので、事前にお調べされてから行くことをおすすめします。
GW5日目 2回目の富士見パノラマリゾート!
翌日は朝から富士見パノラマリゾートへ向かいました。富士見パノラマリゾートは3年前に一度訪問したことがあるのですが、ゴンドラに乗れるし、ハイキングもできるので、子供達が楽しめるだろうと思い、再訪することに。
ちなみに富士見パノラマリゾートはMTBのコースがあるので、MTB乗りにも人気なのですが、この日もたくさんのライダーが遊びに来ていました。八ヶ岳の景色とともに、MTBのライダーが山を豪快に駆け下りる光景を見ながら、ゴンドラに揺られ、入笠山のトレッキングコースの入り口へ。
トレッキングコースの入り口から山頂までは約60分のコース。とはいえ、我が家にはマイペースな2歳児がいるので、片道2時間弱はかかったでしょうか(笑)あと、この日は風が結構強かったのですが、装備を間違えて薄着で来てしまったため、ぶるぶる震えなながら登る羽目になりました。そして上高地に続き15kgの子供を抱っこしながらだったこともあり、相当ハードなトレッキングになりましたw
そんな訳で、富士見パノラマリゾートでカロリーを消費したあとは、この旅2度目のテンホウでお昼ご飯を食べました。本当に何を食べても美味しい。近所にあったら週1〜2回は食べに来てしまいそうです。
その後は、市街に出て少し買い物を済ませて、この旅最後の車中泊場所である「道の駅信州蔦木宿」へ。ここもお風呂があるので、キャンカーが多く、いつも人気のある道の駅です。自分達も何度か来たことはあるのですが、お風呂は入ったことがなかったので、今回はじめて利用してみることにしました。
内湯と露天風呂、それぞれ何種類かあり、源泉かけ流しのお湯もあって、なかなか充実しています。600円とリーズナブルな料金設定なのも嬉しいポイントです。こちらのお風呂もコロナ対策で営業時間が時短になっているようなので、詳細を事前にチェックすることをおすすめします。
GW 旅のまとめ
あっという間の5泊6日の旅でした。長野県は何度も遊びに来ていますが、観光スポットが豊富なので、まだまだ開拓がいがありそうです。そしてどこに行っても景色が良いし、標高が高いエリアが多いので、夏に向けて、快適に車中泊を過ごすための避暑地としても、また遊びに来れるといいな〜と思っています。夏頃にはコロナが多少は落ち着いてくると良いのですが。
おまけ
最後に、テンホウでご飯を食べたときに見つけた珍百景をご紹介します。
下の子が「パトカー!」と指を指して言うので、自分も最初は普通にパトカーだと思ったのですが、何か違和感あるよね…。
ということで、近づいてよく観察してみると、
こんなおバカなことを真剣にやっている姿を想像すると笑ってしまいます^^;それにしても、ディティールはともかく全体的によくできていますw
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