2020年夏休み、キャンピングカーで行く、7泊8日の車中泊&キャンプの旅!最終回の後編は6日目~8日目。裏磐梯の五色沼、会津若松の鶴ヶ城、大内宿など、福島県を代表する観光スポットを周りながら北上。最後に山形県米沢市観光をして帰路に着くまでの3日間の旅の様子をレポートしていきます!
6日目:福島県の観光スポットを巡って(五色沼~鶴ヶ城ほか)
道の駅猪苗代でお買い物
キャンプの前に車中泊をしただけで、施設内を見ていなかったので、キャンプ場を早めにチェックアウトして、当初予定していた五色沼に向かう前に道の駅猪苗代に立ち寄ってみることに。道の駅猪苗代は、2016年開設の比較的新しい道の駅だけあって、内装がとても綺麗で洗練されており、これだけ人気があるのも頷けます。店内を一通り見て買い物をして回ったら、本日の観光へ出発です!
福島県随一の絶景スポット。裏磐梯の「五色沼湖沼群」へ
道の駅を後にして、最初に向かったのは裏磐梯にある五色沼。ここは、今回の福島旅行の中でも楽しみにしていた観光地の一つ。北海道の美瑛町にある青の池を彷彿させるその佇まいを見て、妻もぜひ行ってみたいと希望していた場所でもあります。まずは裏磐梯ビジターセンターを目的地に設定して車を走らせます。
裏磐梯ビジターセンターは、五色沼の自然探勝路の入り口があり、そこから五色沼湖沼群と呼ばれている、毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼などを散策できます。ただ、ビジターセンターのスタッフの方に話を聞くと、探勝路は全長約3.6kmあり、片道1時間30分程度かかるというお話でした。下の子を抱っこしながら行くのは辛いかな~と、最初は躊躇したのですが、いざ歩き始めてみると、途中で来た道を引き返すのも味気ないとなり、結局全長3.6kmの道のりを妻と交代で下の子を抱っこしながら踏破。朝からいい運動になりましたw
白孔雀食堂で、名物ソースカツ丼を食す
五色沼の探勝路を散策後、会津若松方面へ。次は、福島旅行で食べたかったご当地グルメの一つ、ソースカツ丼を求めて「白孔雀食堂」へ。メジャーな旅行雑誌に掲載されているのを見つけて行くと決めたのですが、雑誌の掲載効果もあってか、繁盛している様子。周りに観光地などはなく、住宅街にポツンとある感じなので、決して立地が良いとは言えないのですが、ちょうどお昼どきだったことも重なってか、旅行者と思わしき人達が5~6組くらいは並んで行列を作っていました。その光景をみて自然と期待が膨らみます。さて、肝心のお味は・・・
日本唯一の赤レンガの天守閣。鶴ヶ城を見学
ソースカツ丼でお腹を満たした一行が次に向かったのは、鶴ヶ城。会津若松観光といえば、ここ鶴ヶ城も外せないのではないでしょうか。難攻不落の名城と謳われた鶴ヶ城は、戊辰戦争の際、旧幕府軍と新政府軍の戦いの舞台になった城でもあります。ここで白虎隊が籠城したんですね。普段はそうでもないのですが、こういう歴史建造物に触れる機会があると、もっと歴史を勉強したいな~と知識欲がふつふつと湧いてきますw
野口英雄青春通りを散策
鶴ヶ城を見学後、その近くにある野口英雄青春通りにも立ち寄ってみることに。野口英雄の生家は猪苗代町ですが、15歳から19歳に至るまでの青春時代を過ごしたのは会津若松だったそうです。医学を学ぶきっかけとなる手術を受けたのも、初恋の人ができたのもこの町だそう。自分以外、家族はあまり興味がなさそうでしたが、せっかく来たのでさくっと回ってきました。
道の駅あいづで車中泊
その後、当初の予定では、東山温泉の方でお風呂に入る計画だったのですが、あらためて考えると、東山温泉の付近には道の駅がなく、夜ゆっくりくつろぐのが遅くなっちゃうかな~と思い直し、予定を変更し、近くにある道の駅あいづに行くことに。最初に調べたときには、道の駅に入浴施設が併設されているという情報を見た記憶があったのですが、どうやら他の施設と勘違いしてしまったようで、到着してみると残念ながらお風呂がありませんでした(泣)とりあえず、道の駅でお買い物。
そして、気を取り直してお風呂を探し、道の駅あいづから車で10分ほどの距離にある大江戸温泉湯屋あいづへ行くことに。東京都内にもある大江戸温泉のグループですね。日帰り入浴は大人560円、小学生以上320円、3歳以上小学生未満が120円と、リーズナブルなお値段にも関わらず、お風呂は充実しているし、なかなか居心地のよいところでした。ひとっ風呂浴びてさっぱりした後は、また道の駅あいづに戻り、先に購入をしてあったご飯を食べながら、キャンカーの中で過ごしました。
7日目:会津若松から北上。観光をしながら山形県へ
さて、今回の旅もいよいよ終盤に。7日目は、大内宿の観光から始まり、喜多方に立ち寄ってから、更に北上し、旅の最終目的地である山形県の米沢市へと向かいます。
江戸時代にタイムスリップ!?歴史を感じさせる、茅葺屋根が立ち並ぶ大内宿
大内宿は、自分が今回の旅行で最も気になっていた観光地。岐阜にある白川郷に似た雰囲気を感じる大内宿。江戸時代に会津若松市と日光今市(栃木県の北西部に存在した町)を結ぶ重要な道の宿場町として栄えたらしいです。江戸時代からの面影が未だにここまで残っているなんて感慨深いです。
喜多方といえばラーメン!「ばんない食堂」で本場の喜多方ラーメンを食す
お次は、お昼を食べるために喜多方へ。喜多方と言えばもちろんラーメンです。福島に来たらぜひ本場の喜多方ラーメンを食べてみたい。ということで、わざわざ旅行のルートに喜多方を組み込みました。喜多方には気になるお店が2つあり、どちらに行こうかな~と迷っていたのですが、大内宿を観光していた際、ラーメン好き&世間話好きのお土産物屋さんの店員さんにつかまり話を聞いていたところ、こってりが好きなら、ばんない食堂が良いよ~と強くお勧めされたので、そのレビューを信じて行ってみることに。店前に到着してみると、想定以上の大行列に仰天しましたが、せっかくここまで来たので、1時間半前後並んで食べてきました。目の前に公園があり、子供たちはそこで遊んで退屈せずに過ごせたのは救いでした。そして結論、本場の喜多方ラーメンは最高でした!(笑)炎天下の中、並んだ甲斐があった~。
山形県米沢にある、上杉謙信を祀る上杉神社へ
喜多方ラーメンを堪能した後は、大峠レインボーライン(国道121号線)を北上し、いよいよ山形県へと入っていきます。今回、山形県で観光したのは、米沢市にある上杉謙信を祀る上杉神社。米沢観光のメインスポットです。上杉神社は、米沢城址に建てられており、その名残から神社の周りはお堀に囲まれています。また、最強の戦国武将の一人と言われる上杉謙信を祀っていることから、そのパワーを得ようとする観光客がたくさん参拝に訪れるパワースポットとしても有名みたいです。上杉神社を回ったあと、周辺にある伝国の杜という米沢市関連の資料館があるのですが、周りが広場になっているので、子供たちが走り回って遊んでいました。
ここまで来たら、やっぱり米沢牛は外せない!
そして、米沢に来た理由がもう一つ。そう、米沢牛です。喜多方ラーメンを食べたばかりで、お腹ペコペコではなかったですが、旅行最後の夜は贅沢に焼き肉に行こうと、事前に焼き肉屋さんに予約を取っていたので、上杉神社を散歩し、芝生の広場で子供たちとかけっこをして遊び、少しでもカロリーを消費してから向かいましたw
今回食べに行った「炭火焼きいろり」は、上杉神社から車で1km未満の距離で、観光地から非常にアクセスの良い場所にあります。入店したのは18時頃でしたが、既にお席はほぼ満席状態。予約していて正解でした。なお、お肉はどれを頼んでも肉厚ジューシーで美味しく、旅行最後の晩餐に相応しい、とっても素敵なお店でした!ただ、当然のことながらお値段はお高め。腹ペコでガッツリと食べたらお会計が大変なことになるところだったので、ラーメンが消化しきっていないくらいのお腹の具合で、お財布的にはちょうどよかったです(笑)
最後の夜は、道の駅よねざわで車中泊
米沢牛を堪能後、お店から6km程離れたところにある「おいたま温泉賜の湯」で、この旅最後のお風呂へ。源泉100%かけ流しの本格的な温泉にも関わらず、入浴料金は大人330円、小人110円と超がつく程リーズナブル。こんな場所が近所にあったら毎週のように通い詰めてしまいそうですwさっぱりした後は道の駅よねざわに移動し、この旅で最後となる車中泊をゆっくりと過ごしました。
8日目:道の駅よねざわで買い物して、帰路へ
遂に最終日。この日は道の駅よねざわで買い物をして、お昼頃には帰路へと着きました。帰りもお盆時期とは思えない程、高速道路がスムーズに流れていて夕方には無事に自宅に到着。7泊8日で、観光地を回ったりキャンプをしたり、楽しい思い出がたくさんできましたが、終わってみるとあっという間の1週間でした!そして、本当によく飲み食いした1週間でもありましたw旅行でたるみきってしまった体を元に戻すため、日常に戻ったらまた気を引き締めてダイエットを頑張りたいと思います。
まとめ
福島は、震災の影響から沿岸部のイメージが強かったのですが、内陸部にもたくさんの魅力的な観光スポットがあり、旅行の前後でかなりイメージが変わりました。体験価値って重要だな~とあらためて感じます。福島県は、まだまだ回れていない観光名所がたくさんあるので、いつか再訪したいと思います。また、山形県も今回は米沢のみの訪問でしたが、鶴岡の羽黒山五重塔や蔵王、天童、銀山の温泉街など、まだまだ未開拓スポットがあるので、長期休暇が取れたらぜひ回ってみたいです。引き続き、感染症の予防対策を意識しつつ、車旅もキャンプも楽しんでいきたいと思います!
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