9/11(火)~9/17(月)に行った北海道の道東旅行。前中後編のうち、中編は、3日目の「網走監獄」の観光からスタート、4日目の車中泊スポットである、弟子屈町「道の駅摩周温泉」到着までの記録です。
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後編はこちらから
流氷街道網走から網走監獄へGO!
前日の夜に到着したときには、あまり景色が見えませんでしたが、外に出ると眼前にはオホーツク海が広がっており、起きて早々にテンションが上がります。
前日買っておいた惣菜で簡単に朝食を済ませると、道の駅がオープンすると同時に店内に入って物色します。ここの道の駅は、お土産の種類が豊富で、海鮮モノなどもあって充実しており、ご当地のお土産を見ているだけでも楽しめます。
また、有料でゴミを引き取ってくれる、車中泊組には嬉しいサービスも行っています。お店の人に聞いたところ、知床の方は車中泊やキャンピングカーが多いため、ゴミ引取りのサービスを行っている道の駅は多いそうです。
そうそう、ここ流氷街道網走にも、たくさんのキャンピングカーが集まっていましたよ。道の駅での買い物を済ませたら、本日の最初の目的地、網走監獄へと車を走らせます。
網走監獄で、北海道開拓の歴史を学ぶ
網走監獄へは、流氷街道道の駅から5kmほど。中には蠟人形がたくさん並べてあり、当時の生活がイメージできます。蝋人形は超リアルに作られていて、中には息子が怖がってしまうものもありました。一つ一つの建物を回っていると、かなり時間がかかってしまうので、時短コースでさくっと見学したら、次の目的地へと向かいます。
かに源で、北海道の新鮮なネタを堪能!
網走の次は、今回の旅で一番楽しみにしている知床に向かう予定ですが、まずは腹ごしらえで北海道の海の幸を味わいに、回転寿司屋さんに入ります。かに源は、網走監獄から道の駅方面に少し戻った、南中央通という名前の幹線道路沿いにあるお店です。回転寿司とはいえ、さすがは北海道。ネタはどれも新鮮で美味しかったです。生にしんや、青ソイ、たこまんまなど、都内のお寿司屋さんでは見かけない珍しいネタもたくさんありましたよ。
知床五湖は、神秘的な原生林が残る世界遺産
さて、お腹を満たしたあとは、約80kmほど移動して知床に向かいます。知床までの道のりは、オホーツク海を横手に、国道334号線・224号の斜里国道をひたすら真っ直ぐなのですが、この辺りの景色が本当に北海道のイメージそのもので、相当の絶景が続きます。どこまでも果てしなく続く1本道をドライブしているだけでも、自然とテンションが上がってきます。このエリアには他に「天に続く道」と呼ばれるドライブルートも存在し、通ってみたかったのですが、時間の制約もあったので、今回はナビで示された最短ルートを通って知床まで行くことにしました。
そして、知床五湖に到着したのは夕方16時前。知床五湖は、散策するために事前にスタッフの方からレクチャーを受ける必要があるのですが、その最終レクチャー開始が16時だったので、滑り込みギリギリセーフでした。混雑に伴う植生浸食を避けるために、10分おきに50名までの立入というルールになっているそうです。その最終回には、自分達を含めて3組いたのですが、小部屋に集められ、10分ほど散策路の歩き方や、ヒグマとの遭遇を避けるため注意点などをビデオ学習をメインにして叩き込んだら、いよいよ散策開始です。
ちなみに、前日にヒグマの目撃情報があったらしく、(ヒグマが目撃されると散策中止になる)過去の情報を聞く限り、毎日とまではいきませんが、結構な確率で出くわしたり、足跡や糞など、その痕跡を見つけることがあると聞かされて、内心ビビりました…。地上遊歩道は、大ループ(全周3.0km)と小ループ(1.6km)があり、選択ができます。(小ループの方は、所要時間も短いため、最終レクチャーも16時30分まで行っていました)自分達は普段から歩き慣れているので、迷わず3.0kmの大ループを選択します。
知床五湖はその名の通り、5つの湖から成り立っていますが、散策は五湖、四湖、三湖…と順に見ていきますが、どれも素晴らしく綺麗で、湖に映し出された知床連山などを見ると本当に心が洗われるような気分です。知床はやっぱり来てよかった。世界遺産に数えられることはあります。これだけ手付かずの自然が残っていることにもとても感動を覚えました。
そして、ヒグマに会うことなく、無事に散策を終えることができましたwヒグマに会わないためには、「ほいほい」っと掛け声をかけるのと、拍手をすることがポイントらしいのですが、自分と息子は散策中しつこいくらいにずっと手を叩き、ほいほい言いまくっていたので、それが功を奏した…ということにしておきますw
またもや滑り込みセーフ!知床食堂で夕飯
知床五湖の散策を堪能したら、峠を下って、羅臼方面へと向かいます。道中、野生のエゾシカに遭遇。写真を撮りたかったのですが、一瞬の出来事だったので、シャッターチャンスを逃しましたw車で走っていると羅臼に着く頃には、少し雨が降り始めます。知床五湖の散策中じゃなくて良かった。さぁ次は夕飯を食べるため、知床食堂へ。
お店の前に到着すると、人気がなく、明かりも少ないうす暗い雰囲気だったので、空いているのか心配になりましたが、実際にお店に入って確認してみると、あと30分足らずで閉店時間とのこと。えー、ちゃんと時間を調べてきたはずなんですが。改めて調べ直してみると、どうやら検索結果で上位表示されているGoogleMapに表示された営業時間に誤りがあったようです。(20時までと表示されますが、実際は19時閉店らしい。)行く予定の方は注意してください。自分はザンギ定食、妻はカキフライ定食をオーダー。息子には二人の分をおすそ分けしました。味はまずまずといった感じですね。他にお客さんもいなかったので、閉店時間までにご飯を掻き込んだら、そそくさとお店を出ます。
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ホテル蜂の湯で羅臼温泉に浸かる♪
ご飯の後はお風呂。ホテル蜂の湯で羅臼温泉を楽しみます。日帰り温泉は21時までやっているので、のんびりと入れます。料金も大人500円、幼児が200円とリーズナブル。北海道はどこも日帰り温泉が安くて最高です。露天風呂で星を眺めながらの入浴は最高に気持ち良かったです。お風呂を出たら、道の駅知床・らうすに戻り、この日はここで車中泊です。
観光船おーろらに乗って、知床半島クルーズ
北海道4日目の観光1発目は、知床半島クルーズ。10時から観光船を予約していたので、朝8時にオープンした道の駅の売店をチェックした後、観光船乗り場へと向かいます。観光船乗り場は、半島の反対側(網走側)なので、昨日通ってきた知床横断道路をまた戻ります。観光船乗り場へは少し余裕を持って着いたので、車内で朝ごはんを済ませてから乗船します。自分と息子は船酔いをしやすいので、昨日仕入れていた酔い止め薬も飲み、準備万端で望みます。
クルーズの航路は、陸路では行けない知床半島の先端に位置する「知床岬」を目指す知床岬航路と、知床岬まで行かず、途中にあるカムイワッカの滝で折り返す硫黄山航路の2種類があります。せっかくなので、約4時間たっぷりクルーズを楽しめる知床岬航路を選択しました。料金は大人一人6,500円と少し強気な値段設定(小学生未満は無料)に加え、船乗場の駐車料金が400円かかりました。
おーろらは、知床をクルーズする船の中で最も大型で、船内が広く、中でゆっくりと景色を鑑賞したり、デッキに出て潮風に吹かれながら景色を眺めたり、自分達で好きなように思い思い過ごせるようになっています。自分は、船内で双眼鏡をレンタルし、ヒグマやエゾシカなどの動物を見ることができないかと、ひたすらレンズを覗いていましたw途中アナウンスがあり、ヒグマが半島沿いを歩いていると言われ、血眼になって探したのですが、岩と同化していて見つけられず(涙)。でも、船の近くで飛び跳ねるイルカ達をみることには成功しましたよ。
霧の摩周湖へ
優雅なクルーズを楽しんだ後は、摩周湖へと向かいます。摩周湖は展望台とお土産もの屋さんがあるだけのシンプルな観光地で、駐車料金500円を支払って、ぐるっと回り、記念写真をパチパチ取ったら、意外とあっさり終了。湖のほとりまで歩いていけると面白そうですが、摩周湖はそういう作りにはなっていないのですね。予定より早く見終わってしまったので、少し時間に余裕が出ました。駐車場のおじさんから、同じ駐車券で硫黄山のパーキングにも止められるよと聞いたので、せっかくだし硫黄山にも行ってみることにしました。
ついでに硫黄山を見学…のつもりが
硫黄山へは、摩周湖の第一展望台から10kmほど。20分も運転すればすぐに到着です。行くまでは、せっかく来たんだし、摩周湖寄ったついでに…。なんて考えていたのですが、到着すると硫黄がブクブクと湧き出るその佇まいに、いい意味で期待を裏切られました。駐車場から徒歩で近くまで行って見学することができ、個人的には摩周湖よりも気に入りました。息子も湧き上がる硫黄が珍しいようで、テンション上がっていましたよ。
夕飯が、急遽焼き肉にグレードアップ!?
当初の予定では、嫁の希望で摩周の名物、豚丼を食べる予定だったのですが、お目当てのぽっぽ亭に到着すると、なんとお休み…。不定休と書いてあったので仕方ないですが残念。予定を変更してお店を探すと、近くに「牛肉本舗くろ」という名前の焼肉屋さんが。調べると、北海道で別海町で育てている「しまざき壮健牛」が食べられるということで、入ってみることにしました。正直そこまで期待をしないで入ったのですが、ここでも自分は北海道を舐めていました。焼き肉もさることながら、他にもしまざき壮健牛を使った肉料理があり、息子のためにと注文したハンバーグでしたが、一口食べてみると、とっても肉厚ジューシーで、箸が止まりませんwこれは嬉しい誤算でした。
ジモッティーが集う、公衆浴場泉の湯
さて、思いがけず贅沢な夜ご飯を食べたあとは、今夜の寝床に向かう前に、弟子屈町町営のジモッティーが集まる銭湯「泉の湯」へと足を運びます。このお風呂は、北海道旅行の計画を練っていたときに、北海道旅行をしている家族のブログで見つけたのですが、なんといってもその料金設定に魅力を感じ、摩周湖方面に行くなら、お風呂はここへ立ち寄ろうと決めていました。驚愕の料金ですが、大人が一人200円、小学生未満の幼児が一人80円と、家族3人で480円。家族全員合わせても、東京で大人一人が銭湯に入る料金と同じです。夜ご飯が贅沢だったので、格安お風呂に入ってうまくバランスが取れましたw
道の駅摩周温泉で車中泊!
道の駅摩周温泉は、泉の湯からすぐ。20時過ぎには到着して、その日はキャンピングカーで家族でゆっくりと過ごしました。摩周温泉というだけあり、道の駅には足湯が併設されており、24時間利用が可能です。足湯に浸かりながら、ビールを一杯ひっかけ、幸せな気分で過ごせました。
さて、中編はこの辺で終了です。後編は、阿寒湖観光から始まり、釧路、帯広、苫小牧を経由して、フェリー乗り場から帰路に着くまでを綴ります。
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