みなさん、こんにちは。毎年、幕張メッセにて開催されている大規模キャンピングカーイベント「ジャパンキャンピングカーショー」。今回は過去最大かつアジア最大規模での開催。来場者数も4日間で5万人を超えたらしく、めちゃくちゃ盛り上がりましたね!
昨年は幕張メッセ4ホールを使っての規模感だったのが、今年は5ホール開催へと展示エリアの規模が拡大して、300台以上の最新・人気モデルが集まったようです。
中でも今回の目玉は、なんといってもフィアット社のデュカトベースのキャンピングカーでしょう。2022年の9月にフィアット社(ステレンティスジャパン社)とキャンピングカービルダーが正規ディーラー契約を締結したことで、各社、様々なデュカトベースのキャンピングカーが作られ、今回のキャンピングカーショーにてそれらのモデルがお披露目されたのです。
キャンピングカー業界では、これまでも欧州の並行輸入品が大人気だったデュカトですが、今回ベース車両として日本のディーラーが取り扱えるようになったことで、多くのオリジナルモデルが生まれ、キャンカー乗りにも選択肢が広がっています。といっても、どのモデルも1,000万~1,500万円の価格帯なので、私のような凡人にはとても手が出せない金額なんですけどね(苦笑)
なお、正規販売代理店として契約したキャンピングビルダーは、トイファクトリーと、RVランド、ナッツ、ホワイトハウス、岡モータースの5社。実際に、どんな車両なのか?内装・レイアウトはどうなっているのか?など、写真メインにて紹介していきたいと思います。ただし、写真を撮ってじっくり見て回ったのがトイファクトリーのみだったので、その点はご容赦下さいw
トイファクトリーのブースと展示車
まずは「FIAT DUCATO Euro BARDEN 5.4」。これまでトイファクトリーでも人気の高いハイエースベースのバンコンBARDENのコンセプトをフィアットデュカトベースに移植したモデルだそうです。
確かにレイアウト・内装のカラーともに、BARDENをベースにしているのがよく分かりますね。価格は展示車が約1,300万円。諸経費を入れると1,500万近い金額になります。さすが、国産キャブコンの価格を遥かに超えてきますね。

こちらが「FIAT DUCATO Euro BARDEN 5.4」

うん、既視感のあるレイアウトと内装です。
続いて「FIAT DUCATO ASObott 5.4」。ドイツの車両キャビネットシステム「bott(ブート)」を使ってカスタムしたシリーズ。家具が入っていないので、展示車の価格は970万円と抑えられています。といってもバンコンの1.5倍~2倍くらいの価格です。ベースが高過ぎて、ちょっと感覚が麻痺してしまいますw

「FIAT DUCATO ASObott 5.4」の外観。「bott」のロゴがフロントに。

後ろの自転車が積まれている部分がbottを使って組み上げたパーツです。
次は「FIAT DUCATO Origin 5.4」というモデル。Euro BARDENが就寝人数4人だったのに対し、こちらのモデルはリビングスペースが広めに取られている分、就寝人数は2人まで。ポップアップルーフを入れるとBARDENと同じく4人。こちらの展示車の価格は約1,360万円也。

「FIAT DUCATO Origin 5.4」の外観。ポップアップルーフは大人2名まで就寝が可能。Origin以外の他のデュカトモデルにも搭載が可能らしいです。

Originの内装・レイアウトはこんな感じ。BARDENに近いですね。

上を見上げるとポップアップルーフが。
最後は「FIAT DUCATO DA VINCI 6.0」トイファクトリーのデュカトベースの中で最上級クラスのモデル。シャワーなどのサニタリールーム完備で、内装も黒が基調で高級感のある作りをしています。価格はなんと1,500万超え!どんな人が買うんでしょう・・・。

「FIAT DUCATO DA VINCI 6.0」外装もブラックで高級感を感じます。

内装・レイアウトはこちらのイメージ。ただ、リビングスペースや肝心のサニタリールームが全く写っていないw失敗しました^^;
その他各社のブース
ホワイトハウス
ホワイトハウスのブースには、まるでクラブ仕様のような「ウイングスプレミアム」の2023年モデルが。こちらの価格は730万円。デュカトを見ていると安く感じてしまう不思議。ただ、個人的にはもう少しシックな内装の方が好みですね。
なお、ホワイトハウスもデュカトの正規ディーラーの一つですが、今回のキャンピングカーショーでは、トランスポーターと工作車モデルを展示していたようです。うっかりスルーしてしまい写真も撮り忘れてしまいましたwキャンピングカーは現在制作中とのこと。お披露目が楽しみですね。

ウイングスプレミアムはどういう層の方をターゲットにしているのでしょうか。ファミリー向けではないことは確かですw
バンテック
毎度のことながらバンテックのブースも活況でした。リチウムイオンバッテリーが搭載された2023年の新型モデルはありましたが、デザインについては過去のモデルから変更がないため、見た目のインパクトはなかったです。ただ、エアコンなど電力消費が大きい製品がキャンカーで長い時間稼働させやすくなるので、機能としてはかなり嬉しいものになっていますよね。
既存のバンテックオーナーからの要望も多かったみたいです。

新しいモデルではないですが、せっかくなのでキャブコンにも試乗。

高さがあるっていいですよね~。運転席の上にあるバンクベットも便利。次購入するならキャブコンも選択肢に加えたいです。
ネストツールズ
そして、我が家がお世話になっているネストツールズも出展していました。今回もキャンピングカーオーゼットと共同で出展されていました。
余談ですが、社長から話を聞いたところによると、キャンピングカー人気の高まりにより、注文から納品までの期間が年々長くなっているそうで、長いディーラーだと注文から3年かかるところもあるのだとか。納車される頃には、購入した頃のモチベーションが下がってしまっていてもおかしくないですね(笑)
引き続き好調に販売数を伸ばしているようで何よりです!

いつも乗っているキャンカーと同じなのに、毎回展示車両に試乗したがる子供たち(笑)
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