標高1,285mの白樺に囲まれたキャンプ場。駒出池キャンプ場に行ってきた！

2024年7月8日2024年7月11日

みなさん、こんにちは。GWに長野県にある駒出池キャンプ場に2泊3日でキャンプしてきました！駒出池キャンプ場の魅力や設備、周辺のスーパー・お風呂などの情報をまとめてレビューしていきます。

5年前に一度キャンプをしたことがあるのですが、詳しく紹介していなかったので、今回あらためてレビューしていきたいと思います！

駒出池キャンプ場の紹介

駒出池キャンプ場は、長野県南佐久郡佐久穂町にあるキャンプ場です。我が家は都内在住ですが、関越から上信越道を経由して約2時間半ちょいで行ける距離です。

八千穂高原ICを降りてから少し山道を登ります。道中、梅の花が綺麗に咲いていました

駒出池キャンプ場のサイト・料金

駒出池のサイトは、フリーサイトとオートサイトの2種類があります。フリーサイトは5つのエリアがあり、駒出池のほとりでキャンプができるレイクサイド、広い芝でゆっくりキャンプができるグリーンサイドなど好みによって選ぶことができます。オートサイトに関しては、日向エリアと木陰エリアの2種類で、どちらも駒出池からは離れた場所にあります。

受付をまっすぐに進むとオートキャンプ場とコテージがあるエリアに。右手が駒出池で、周りがフリーサイトになっています。左手フリーサイトの奥にもオートサイトがあり、我が家はそちらでした。

写真はGREEN TREEという芝生のフリーサイト。この道を奥に進んでいくとオートサイトです。

料金はフリーサイト・オートサイトで1泊3,000円〜（WEB予約限定のソロキャンプだとフリーサイト1泊2,000円〜）ですが、シーズンや人数などによって料金は変わってくるので、詳しくはWEBサイトでチェックしてみてください。

ハイシーズンだったので、家族4人でオートBタイプというサイトに泊まって1泊7,200円と普段の週末キャンプの感覚で予約したら、かなり高くついてしまいましたｗ

なお、キャンピングカーで遊びにいく方には、1点注意事項があります。それはサイトの勾配。オートサイトは区画によってその大きさや形状が様々なのですが、中には急勾配があるサイトもあり、キャンピングカーの場合はスタックする可能性があるのです。

我が家が利用したサイトには出入り口に急勾配があったので、「これ、スタックしないかな？」と不安を感じたのですが、そのまま利用したところ、案の定サイトから出るときに坂が登れず、スタックしてしまいました。その時は周りにキャンパーさんがたくさんおり、スタックしていることに気付いて、何人かの方が助けに来てくれたので、事なきを得ましたが、予約の際にキャンカーであることを伝え、なるべく平坦な場所に調整をしてもらえないかご相談されることをおすすめします。

こちらが2泊過ごしたサイト。写真では分からないのですが、サイトの出入り口に急な勾配があり、帰り道にスタック（汗）

そして、チェックイン・チェックアウトの時間ですが、チェックインは14:00から。チェックアウトは11:00まで。アーリーチェックインは9時から。レイトチェックアウトは16時まで可能ですが、1時間につき500円の追加料金が発生するため、アーリー・レイトを使ってキャンプ場に長い時間滞在をしようと思うと、キャンプ費用がだいぶ膨らんでしまいます・・・。

チェックインはデフォルトがもう少し早いと嬉しいかも。普段は午前中にチェックインできるキャンプ場を好む私ですが、今回は連泊だったため、当日に買い出しをして、ゆっくりと準備しながら向かうプランにしました。

駒出池キャンプ場の設備

続いて、駒出池キャンプ場の設備についても紹介していきます。受付・管理棟ではキャンプグッズや飲み物、薪などが一通り揃っています。ただ、思いのほか高いです！（汗）

トイレや水場は綺麗に掃除されていて、快適に利用できました。水場ではお湯が出るのも嬉しいポイントです。またコインシャワーもあるので、車でお風呂まで出掛けるのが面倒な方でも、キャンプ場でさっぱりすることができます。

水場にトイレ、シャワールームがあるサニタリー棟。サニタリー棟はキャンプ場内に2つ、駐車場の近くにもシャワー棟が単独で1つあるようです。

ゴミも捨てられます。燃えるゴミと缶・ビンだけでなく、ライターや乾電池など何でも捨てられるのは地味に嬉しい。

駒出池キャンプ場の魅力を紹介！

さて、ここからは2泊してみて感じた駒出池キャンプ場の魅力について語っていきたいと思います。5年前に来たのもGWでしたが、そのときは寒すぎてキャンカーの中に籠もってしまったので、今回あらためて色々散策してみました。

標高1,285m！特に夏場は涼しく快適に過ごせる！

夏場限定の話なんですが。夏のキャンプって暑くて寝苦しくって・・・。今年はGWから既に都内は30度超えで、キャンカーで車中泊をする気分になれないくらいの暑さだったんですが、駒出池は日中で20度前後と、とても快適な気温でした。ただ、昼夜で寒暖の差が激しく夜から朝方にかけては冷え込み、余裕で10度未満だったので、春先の場合は暖かい格好もできるよう準備しておくと良いと思います。実際に5年前のGWにキャンプした際には、朝方、氷点下になっていましたから（笑）

白樺林に囲まれた落ち着くロケーションとシンボルの駒出池

これまでの写真でもたくさん出てきていますが、白樺林の中にあって、とても良いロケーションのキャンプ場だと思います。白樺は北海道、本州（福井・岐阜県以北）の標高の高い地域にしか生息していないので、普段近場でお目にかかることが少なく、我が家からすると、白樺に囲まれたエリアにいるだけで非日常感があります。

また、シンボルの駒出池は天気が良いと、池に景色がリフレクションして、かなり幻想的な風景が見れるようです。一方でオートサイトだと池周辺に貼れないのがちょっと残念ではありますね。

八千穂サウナで、究極のアウトドアサウナ体験ができる

キャンプ場とは別料金ですが、駒出池キャンプ場の中にある「八千穂サウナ」はサウナ好きにはとても魅力的な施設です。むしろ個人的にはこちらの方が気になっていました（笑）サウナの料金は土日祝日は2時間3,000円。平日だと2,500円で利用できるようです。

今回キャンプ場に2日間いたので、家族にサウナで一人楽しむ時間をもらい、行ってきました。サウナで汗をかき、キンキンの水風呂に入り、外のチェアで外気浴。大自然に溶け込みながら「ととのう」ことができる八千穂サウナ。時間終了になる頃にはオーナー直々のロウリュのサービスも。いやー最高にチルアウトできましたね。

自然の中で、アスレチック遊びができる！

駒出池キャンプ場にはアスレチックフィールドがあり、キャンプの合間に楽しむことができます。アスレチックコースには10個以上の遊具が設置されています。中には老朽化で利用停止になっているものもありましたが、ぐるっと回ると色々な種類のアスレチックを楽しめました。幼稚園から小学生高学年くらいまでのお子さんがいるファミリーにはおすすめです！

駒出池キャンプ場の周辺情報

続いて、キャンプ場周辺の道の駅や、スーパー、お風呂の情報などを紹介します。ちなみに我が家の場合は、キャンプ前日に道の駅で車中泊をして過ごし、午前中にゆっくり買い物をしてからキャンプ場に向かうというコースでした。

道の駅ヘルシーテラス佐久南

佐久ICを出てすぐのアクセスの良い場所にある道の駅です。この辺りを観光する際にはよく立ち寄らせてもらっています。地物の新鮮な野菜が豊富に販売されているのが良いですね。ちょっとした遊具もあるので、子供たちも遊ばせることができて一石二鳥。駒出池キャンプ場へは車で30分程の距離です。

北斗の拳の原作者の武論尊さんが佐久市出身ということで、佐久市では北斗の拳グッズがアツいです。

せっかくなのでお土産に北斗の拳コラボのさくしドロップスを購入。我が生涯に一片の悔い無し！

西友佐久野沢店

ヘルシーテラス佐久の近くにあったので立ち寄ったのが「西友佐久野沢店」佐久IC付近にはいくつかスーパーがあり、他にも選択肢はありますが、こちらのお店は、信州の味コーナーがあったり、地場のベーカリーのパンを置いていたりと、品揃えは良かったです。

佐久市にあるローカルなベーカリー「塩川ベーカリー」のコーナーが。
地元で買えない商品が置いてあると、物珍しさについ購入してみようかなと考えてしまいます。

八峰の湯

お風呂は八峰の湯に行ってきました。キャンプ場からは車で約20分くらい。キャンプ場の利用券を見せるといくらか割引してもらえます。入浴料は大人700円、子供（4歳〜小学生）が300円とリーズナブル。内湯に露天風呂、サウナに岩盤浴（別料金）と色々楽しめますし、と八ヶ岳を拝むことができる眺望の良さもポイントです。